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2020年に読んだ本まとめ(思い出したら随時更新)

いよいよ大晦日ですね。どこでも盛んに言われていることだけど、今年は本当に大変な一年だった。きっとだいぶ後になっても、この一年のことを振り返って「2020年は大変な年だったね」などと話すのだと思います。

個人的には9月からこのnoteをスタートし、匿名だったこともあって、これまで知らなかった人との関わりができたのがうれしかったです。また、毎日何かしら文章を残すことで、自分の日々の輪郭線も少しずつ濃くなっていったような気がします。自分は文章を書きたいのだな、という欲求にも気がついてしまいました。

毎日いいねをくれる方、コメントをくれる方、時にはサポートまで頂いてしまい、驚き、喜び、とても励まされています。いつもありがとうございます。

この場によって、わたしのなかの「朝に希望」という、これまでになかった自分が引き出されているなと思いました。そして、普段片意地ばかりを張っている自分でも、「朝に希望」の時だけはなるべく率直で正直であろうとしているので、わたしはこの場の自分が、とても好きです。そんな自分に会えたこともうれしいです。

今日は、朝から母を手伝い、大晦日に食べるご馳走の用意をしなければいけないので、このあたりで終わります。代わりにもなりませんが、2020年に読んだ本をなるべく書き出してみました。前半に読んだ本をほぼ記録していないので、全然完璧なリストではないのですが、この羅列だけでも一年の振り返りになるし、その時々の気持ちがふつふつと思い出されます。

来年はしっかり記録をつけようと思いつつ、「これ毎年思ってるな」と省みつつ、いつものことながら、また一年たくさん本を読もうと決意を新たにしました。

あ、階下から母がわたしの名前を呼んでいます。行かなければ。わたしにも、読んでくれているみなさんにも、来年もよい出会いがあればいいなと祈っています。

今年もお世話になりました。それでは、よいお年を!


【小説】

『だまされ屋さん』(星野智幸著/中央公論新社)
『玩具修理者』(小林泰三著/角川文庫)
『サッカーボーイズ再会のグラウンド』(はらだみずき/角川文庫)
『JR上野駅公園口』(柳美里著/河出文庫)
『木になった亜沙』(今村夏子著/文藝春秋)
『一人称単数』(村上春樹著/文藝春秋)
『サンセット・パーク』(ポール・オースター著 柴田元幸訳/新潮社)
『破局』(遠野遥著/河出書房新社)
『心は孤独な狩人』(カーソン・マッカラーズ著 村上春樹訳/新潮社)
『恋する少年十字軍』(早助よう子著/河出書房新社)
『銀河鉄道の夜』(宮沢賢治著/角川文庫)
『スーベニア』(しまおまほ著/文藝春秋)
『第四間氷期』(安部公房著/新潮文庫)
『グレート・ギャツビー』(スコット・フィッツジェラルド著 村上春樹訳/中央公論新社)
『花のベッドでひるねして』(よしもとばなな著/毎日新聞社)
『明るい夜に出かけて』(佐藤多佳子著/新潮社)
『女のいない男たち』(村上春樹著/文藝春秋)
『夏物語』(川上未映子著/文藝春秋)



【エッセイ】

『表参道のセレブ犬とカターニャ要塞の野良犬』(若林正恭著/文春文庫)
『うたうおばけ』(くどうれいん著/書肆侃侃房)
『ざらざらをさわる』(三好愛著/亜紀書房)
『われ笑う、ゆえにわれあり』(土屋賢二著/文春文庫)
『猫を棄てる 父について語ること』(村上春樹著/文藝春秋)
『眠る盃』(向田邦子著/講談社文庫)
『銀座界隈ドキドキの日々』(和田誠著/文春文庫) 
『結婚の奴』(能町みね子著/平凡社)


【漫画】

『鬼の子』(ながしましろみ著/小学館)
『A子さんの恋人』(近藤聡乃著/亜紀書房)
『水は海に向かって流れる』(田島列島著/講談社)
『北極百貨店のコンシェルジュさん』(西村ツチカ著/小学館)
『We’re バッド・アニマルズ』(猪原秀陽著/KADOKAWA)


【人文書・その他】

『古くてあたらしい仕事』(島田潤一郎著/新潮社)
『学びのきほん はみだしの人類学: ともに生きる方法』(松村圭一郎著/NHK出版)
『美容は自尊心の筋トレ』(長田杏奈著/Pヴァイン)
『手の倫理』(伊藤亜紗著/講談社選書メチエ)
『じょうぶな頭とかしこい体になるために』(五味太郎著/ブロンズ新社)
『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(ブレイディみかこ/新潮社)
『東京するめクラブ 地球のはぐれ方』(村上春樹+都築響一+吉村由美著/文春文庫)




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