佐々木麦

謎のお題係Wが出したキテレツなお題で小説を書いています。日常、不思議な話、言葉遊びなど…

佐々木麦

謎のお題係Wが出したキテレツなお題で小説を書いています。日常、不思議な話、言葉遊びなど。読んだ小説の感想や考察を書いたブログもやっています。ブログ:https://www.mugitter.com/

マガジン

  • 佐々木麦のそそそ

    趣味で書いたショートショートです。作品はすべてとある人物からもらった「お題」を題材にしています。

  • 自選集「佐々木麦の手前みそそそ」

    これまで書いた作品の中から好きなものを集めました。

  • 不思議な仕事をしています

    人体模型との交渉から閑古鳥の羽毛採取まで不思議な仕事をしている人たちの日常小説シリーズです。

記事一覧

掌編小説314②(お題:コメント・モリ)

森想太 記事を削除します。 本当によろしいですか? 本当によろしいですか。なぜそんなこと…

佐々木麦
1か月前
3

掌編小説314 ①(お題:コメント・モリ)

米戸ことは 以下の内容で退会処理を行います。 本当によろしいですか? 本当によろしいです…

佐々木麦
1か月前
3

掌編小説313(お題:プレッツェル知恵の輪)

日曜日、よく晴れた午後のことだった。 街の中心にある噴水広場のベンチに老人が一人で座って…

佐々木麦
2か月前
5

短編小説『メダカが降ってくるのを待ってる』【第60回「文藝賞〈短編部門〉」応募作品…

メダカを飼うことにした。 春、四月の足音はもうすぐそこまで聞こえている。春は嫌い。新しく…

佐々木麦
5か月前
7

掌編小説312 - 電子言霊の墓場送り

「ここがきみのデスクね」 と、眼鏡の男性に案内されたのは意外にも普通の、どこのオフィスに…

佐々木麦
1年前
13

掌編小説311 - アインシュタインの選択

「鵜ノ沢海里です。趣味は天体観測。鵜ノ沢の『鵜』はペリカン目ウ科の鳥の総称で、日本では古…

佐々木麦
2年前
4

掌編小説310 - 窓から鳩を飛ばしています

鳩山探偵事務所の「鳩山」はもちろん単純に俺の苗字だが、文字どおり鳩が山のように集まること…

佐々木麦
2年前
8

掌編小説309 - 鵜の目鷹の目、鳩の目

鵜ノ沢の「鵜」はペリカン目ウ科の鳥で、日本では古くから漁業や観光業の友でした――と、鵜ノ…

佐々木麦
2年前
2

掌編小説308 - 生死の境をうろうろしています

古い集合住宅の一角。六畳の洋室の片隅で、猫が壁に爪をたてている。右の前足を引っこめるとま…

佐々木麦
2年前
3

掌編小説307 - 頭隠して口隠さずの巻

数年前にウイルスが流行ってからというもの、この国もすっかりマスク文化というものが定着しま…

佐々木麦
2年前
3

掌編小説306 - Kid A

ママは溜息が嫌いだった。 誰かの溜息が大嫌い。自分が満たされているときはそれを邪魔された…

佐々木麦
2年前
3

掌編小説305(お題:コロコロ変わる名探偵)#ショートショートnote杯応募作品

(394文字) ※ショートショートnote杯への応募作品です。

佐々木麦
2年前
3

掌編小説304(お題:株式会社リストラ)#ショートショートnote杯応募作品

最初にリスがきた。 「本日をもって、御社は弊社に吸収合併されることとなりました。これに伴…

佐々木麦
2年前
5

掌編小説303(お題:違法の冷蔵庫)#ショートショートnote杯応募作品

六時過ぎ、やってきたのは作業着姿の男だった。 「本日は冷象庫の点検ということで」 僕が普…

佐々木麦
2年前
8

掌編小説302(お題:君に贈る火星の)#ショートショートnote杯応募作品

ごはんだよ。きみが呼ぶので、仕事の手をとめてダイニングにむかう。ボウルに山盛りのポテトサ…

佐々木麦
2年前
5

掌編小説301(お題:しゃべるピアノ)#ショートショートnote杯応募作品

ド、レ、ミ。 鍵盤を人差し指で叩いて、亜乃ちゃんは驚きました。 「おねえちゃんのピアノ、…

佐々木麦
2年前
5

掌編小説314②(お題:コメント・モリ)

森想太 記事を削除します。 本当によろしいですか? 本当によろしいですか。なぜそんなこと…

佐々木麦
1か月前
3

掌編小説314 ①(お題:コメント・モリ)

米戸ことは 以下の内容で退会処理を行います。 本当によろしいですか? 本当によろしいです…

佐々木麦
1か月前
3

掌編小説313(お題:プレッツェル知恵の輪)

日曜日、よく晴れた午後のことだった。 街の中心にある噴水広場のベンチに老人が一人で座って…

佐々木麦
2か月前
5

短編小説『メダカが降ってくるのを待ってる』【第60回「文藝賞〈短編部門〉」応募作品…

メダカを飼うことにした。 春、四月の足音はもうすぐそこまで聞こえている。春は嫌い。新しく…

佐々木麦
5か月前
7

掌編小説312 - 電子言霊の墓場送り

「ここがきみのデスクね」 と、眼鏡の男性に案内されたのは意外にも普通の、どこのオフィスに…

佐々木麦
1年前
13

掌編小説311 - アインシュタインの選択

「鵜ノ沢海里です。趣味は天体観測。鵜ノ沢の『鵜』はペリカン目ウ科の鳥の総称で、日本では古…

佐々木麦
2年前
4

掌編小説310 - 窓から鳩を飛ばしています

鳩山探偵事務所の「鳩山」はもちろん単純に俺の苗字だが、文字どおり鳩が山のように集まること…

佐々木麦
2年前
8

掌編小説309 - 鵜の目鷹の目、鳩の目

鵜ノ沢の「鵜」はペリカン目ウ科の鳥で、日本では古くから漁業や観光業の友でした――と、鵜ノ…

佐々木麦
2年前
2

掌編小説308 - 生死の境をうろうろしています

古い集合住宅の一角。六畳の洋室の片隅で、猫が壁に爪をたてている。右の前足を引っこめるとま…

佐々木麦
2年前
3

掌編小説307 - 頭隠して口隠さずの巻

数年前にウイルスが流行ってからというもの、この国もすっかりマスク文化というものが定着しま…

佐々木麦
2年前
3

掌編小説306 - Kid A

ママは溜息が嫌いだった。 誰かの溜息が大嫌い。自分が満たされているときはそれを邪魔された…

佐々木麦
2年前
3

掌編小説305(お題:コロコロ変わる名探偵)#ショートショートnote杯応募作品

(394文字) ※ショートショートnote杯への応募作品です。

佐々木麦
2年前
3

掌編小説304(お題:株式会社リストラ)#ショートショートnote杯応募作品

最初にリスがきた。 「本日をもって、御社は弊社に吸収合併されることとなりました。これに伴…

佐々木麦
2年前
5

掌編小説303(お題:違法の冷蔵庫)#ショートショートnote杯応募作品

六時過ぎ、やってきたのは作業着姿の男だった。 「本日は冷象庫の点検ということで」 僕が普…

佐々木麦
2年前
8

掌編小説302(お題:君に贈る火星の)#ショートショートnote杯応募作品

ごはんだよ。きみが呼ぶので、仕事の手をとめてダイニングにむかう。ボウルに山盛りのポテトサ…

佐々木麦
2年前
5

掌編小説301(お題:しゃべるピアノ)#ショートショートnote杯応募作品

ド、レ、ミ。 鍵盤を人差し指で叩いて、亜乃ちゃんは驚きました。 「おねえちゃんのピアノ、…

佐々木麦
2年前
5