#28 スポーツ栄養を学びたいという学生がうらやましい

なんだか記事を書くペースが2週間に1回になっていて,微妙な感じになっています
そういえば,新年になってから目標とか考えてなかったなぁって思ったんですが,今日から3月...

さて,今年度,念願の公認スポーツ栄養士を取得したのですが,スポーツ栄養に関わりたいと思ったのは,20年弱前です
当時,国内において「スポーツ栄養」という言葉自体はありましたが,スポーツ栄養でご飯を食べている人は限られていました

さらに,研究に関わる先生方も限られていました
日本語で論文検索をしてみればすぐに分かります

当時,研究活動を精力的に行っていた先生方が,現日本スポーツ栄養学会の理事の先生たちです
これなでに先生方のご苦労を聞かせて頂きました
結構壮絶

最近は,様々な教科書や書籍が発刊されていますし,ネット上にも多くの情報があります
20年弱前は今のような環境はありませんでした
特に,自分が読んでいる英語論文の著者の先生を身近に感じる機会はほぼ0でした

私は,「スポーツ栄養でご飯を食べたい」と固めたのは,大学2年のときです (20年弱前←しつこいですが結構大事と思います)

その頃,国内のスポーツ栄養に関する資料は限られていたので,助言を諸先生方から頂いて,海外論文を検索するようになっていました
ちなみに,大学院修士の時には,専門,専門外,国内学含めて2年間で1,000本近く,論文読み漁りました (自慢とかではなく,それくらいしないと不安でした.後日詳細書いてみようと思います)

英語論文を検索したり,スポーツ栄養に関連する論文を読み慣れてくると,著者に必ず出てくるお名前に気付きました

私が論文を読むときの趣味?的なものなのですが,著者の先生方の所属を調べて,関係性を推察する,というものがあります (笑)
この趣味は結構よろしくて,「あの論文とこの論文は,こういう関係性なんだな」とか「この論文はラストになってるけど,こっちだとファーストか」とか論文の関係性もわかることがあるんですよね
そんな,著者検索が趣味の私からすると,その先生方はどういう先生なんだろう,という妄想が膨らむわけです

国内の先生であれば,学会や講演会などに突撃すれば,お会いできる可能性は高いのですが,海外の先生なのでお会いできないわけですよ
簡単に,会いに行けないアイドル (先生) です
なので,その先生方が著者に入っていると論文を読む前からワクワクしていました

その2名の先生が,
Louise Burke 先生 @LouiseMBurke
Asker Jeukendrup 先生 @Jeukendrup
です

もう,私からすると,スポーツ栄養に関する論文を読み始めたときに憧れた先生です

そして,現在もスポーツ栄養学を引っ張っている先生です

Louise Burke 先生は数年前にJISSのカンファレンスにゲストスピーカーで来日されていて,そのときに生の姿を拝見しました
お話することは流石にできませんでしたが,もうテンションはめちゃくちゃ上がった

戻ります
なぜ,「スポーツ栄養を学びたいという学生がうらやましい」のかというと,この2名の先生,Twitterをやってるわけですよ!
つまり,コンタクトを取ろうと思えば,いつでも取れる状況にあります

この状況,すごいですよね
本当にすごいんですよ
海外の栄養学の最先端に触れる機会が増えたんですよ
それも,学生のうちから,海外のトップ研究者の発言に触れられる

いい時代になったな...

当時,Twitterがあって,自分自身が利用していたら拙い英語で突撃メッセージ送っていたと思います
英語話せないけど,日本になかったかもしれない
そう思います

スポーツ栄養に関連する事柄を何本か書いていますが,今,スポーツ栄養を学びたい,学んでいる大学生は国内だけでなく,国外にも目を向けて欲しいです
そのきっかけとして,スポーツ栄養研究者の発言を直に感じられるよう,SNSでフォローしてみてください

なんとなく思ったことを書きましたが,現代ではあたり前のことなんですよね
でも,それに気づくか気づかないかで,学びの機会は変わるんじゃないかなと思います
便利になったからこそ,自分自身で行動しなければ置いていかれる
大学においてスポーツ栄養を学ぶ機会は,与えられるものではないです
自分自身で機会を取りに行く,ことが大切なのではないかなと思います
その方法として,Twitterは有用なツールになると思います

学ぶモチベーションになると思いますよ

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