栄養士、管理栄養士の申請は意外と大変

数日前、エックスにて、栄養士、管理栄養士の資格をお持ちの方々が少々ざわついた話題がありました


こちら、タイトルだけを読むと「え、管理栄養士になりやすくなるの?」と受け取れるのですが、「管理栄養士の資格取得が容易になる」と言うような内容ではありません

管理栄養士養成校で学んで、国家試験を受験する際、受験前に「栄養士免許」を在籍している大学を管轄する保健所に申請しなければなりません
つまり、「管理栄養士国家試験を受験したいので、見込みで栄養士免許を申請します」と言うことなんですね

これ、「そう言う手続きなら、仕方がないでしょうに」と思うかもしれませんが、各所、結構大変なのです

学生自身: 戸籍抄本の準備、印紙の購入、申請書類の記入
大学: 学生を集めて申請書を記入させる、間違った学生への対応、申請書回収後に誤りがないか確認、保健所に送付
保健所: 到着した申請書の確認、申請手続き

と言うような内容を、年末近くに実施しなければならないのです
学生と大学の大変さは、そうでもないかもしれませんが、保健所はめちゃくちゃ大変なんですよね

管理栄養士の国家試験は、2月に実施されますので、それまでに栄養士免許を出せるかどうかを申請書類をもとに手続きしていかなければならないのです

大学が、1つくらいで数十名程度であれば、それほどでもないのかもしれませんが、大学が複数あって、学生数も数百などになれば、その大変さは想像できるかもしれません

ましてや、通常業務の中で行わなければなりませんので、通常業務+αで業務をする大変さを想像すると。。。

こういった、業務負担を少しでも軽減しましょう、と言うのが「要件緩和」の真相です

これは、大学教員からしても、良いというか、業務負担が減る方向の改革であると思います

母子栄養協会さんの方に、丁寧に解説が載っているので、興味があれば確認してみてください

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?