見出し画像

まずは地球の始まり、をはじめよう

僕たちが生まれた地球。

水を蓄え、緑の植物が生い茂り、様々な動植物そしてそれを支える微生物がウニョウニョと見ないところで生きる地球。そしてその生命と地球が一つのシステムのように、もはや一つの生命体のように振舞う地球という特異的な惑星はどのように出来上がり、どのように進化し、どのように今に到るのか。その生命と環境の共進化とも言える関係性とその複雑な応答性には一生かけて学び明らかにする価値があると僕は思います。

皆さんはそんな地球がこの広い宇宙空間でどういう風に出来上がったのかを想像したことがあるでしょうか。今日はそんな今の地球ってどんな感じで出来上がったのか、について広い宇宙を想像しながら読んでみてください。。

地球が生まれるきっかけは、およそ50億(おく)年前。

138億年前に宇宙が誕生してから様々な元素が出来上がり、ガスが撒き散らされ、大きな星や小さな星、ゴミみたいな塊がそこら中にあふれていた。宇宙のあるところでは大きくなりすぎてパンパンになった星がまた風船のように爆発したりを繰り返す。

そんなのがありふれている宇宙空間で爆発によって広がったガスやダスト(細かい星の残骸とかあらゆる物質)が集まり、少しずつ質量を持ってきた。このような物質がどんどん集まり重くなってくると重力を持つので互いに引きつけあい、さらに衝突が加速する(ニュートンはりんごが気から落ちる現象を地球とりんごが互いの重力で引っ張りあったと言った(言ってはいない)がプカプカ浮いたカタマリ同士が引っ張りあったのだ)。

さらに衝突を繰り返すことで重くなり、大きくなり、高温になってくる(隕石がぶつかるとドカーンとなり、熱くなるのは想像に易いですよね)。こういう風にしてガスやダスト、そして小さな星の卵たち(微惑星と言います)が大きくなっていき、今の位置に水金地火木土天海とか言われる惑星ができあがったのである。塊ダマシイさながら。太陽もこの時できたのだが、太陽系とも言われるように僕らの地球を含む惑星兄弟たちの親玉的存在でまた特別なので、これは別の機会に。

とまぁこんな感じで「カタマリ魂」のように近くにあるあらゆる物質を巻き込んで大きくなることで地球そしてその兄弟である水金火木土天海は出来上がったのである(もちろん宇宙にある様々な星たちも)。このような物質の集積過程は別に宇宙では普通のことであるから地球を含む太陽系は特別ではなく、宇宙ではありふれた過程の中でできたありふれた塊なのである。宇宙における天の川銀河の中の太陽系の中の地球。めちゃめちゃモブ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?