情けは人の為ならず

3月17日(日) 第4節 札幌1-3鹿島

CVS関係で登録の行き違いがあって焦ってたどり着いたドームでした。
先行入場の列がさばききれたのは一般開始予定時刻の直前。ファンクラブ会員が増えたのかな。

ホームゴール裏はかなり久しぶり。
前売りの枚数に比べて当日の入り(招待券含む)が年々増えているようで、受け入れる方の準備はなかなか大変。2万行くか行かないか、という予想から数千人レベルで増えてしまうと現場はなかなか大変なことになるのです。
だからなるべく前売り買ってねって感じなんだけど、自分も前売りを買うときは人気試合ならともかく普段は結構ギリギリだったりするのでなんとも。しかしできれば前売りを買いましょう、それが無理の場合は「席詰めにご協力ください」!

この日はクレインズの存続署名活動
自分自身も以前は(気づいたらもう15年以上前だった)釧路に試合を見にいったりしたもので、ここしばらくは疎遠になっていたけれど、廃部になるという報道を聞いたら自分が通っていた頃から今までずっと変わらず応援していた人たちの顔が浮かんだよね。熱心に応援しているチームがなくなる(かもしれない)ことに直面したときの気持ちは想像に難くない。

それでまあ旧知の友達もいるだろうと署名活動の場所に行って、飛び入りで呼び込みお手伝い。自分の他にも次々と飛び入り応援参加のサポーターが現れた。最大の飛び入りは河合CRC。「どなたか存じませんがスーツのイケメンの方がいらしている」と彼を知らないクレインズの方が言うので見たら河合さんでビックリした。

途中テレビの取材が入りつつ、30分ほどだったか、署名のお願いをファンに声をかけたり自ら「インスタにUPしたら拡散になりますかね」なんて言って写真を撮ってくれたりした。なので河合さんがいる間は署名活動with撮影会。たくさんの人達が代わる代わる目を輝かせながら河合さんに握手を求める。釧路出身なんです、苫小牧なのでアイスホッケーには馴染みがあって、などと様々な思いを語って行く人も少なくなかった。河合さんはそれに逐一耳を傾けておられるようでした。

河合さんが次の予定に向かった後は、コンサドールズの金子先生が「ドールズ連れてきたわよ~!」と笑顔で駆けてきてくださった。イケメンの次は華やか女子ズ。

場所貸して終わり、ではなく競技は違えど同じ北海道としてチームが積極的に協力してくれるなんていい時代になったもんだなあ、と思った。それはバドミントンやカーリングのチームを持つようになったことと無縁ではないんだろうな。サッカーに焦点を絞ってそれのみに振り切れるのもいいけれど、冬季競技がもともと盛んな北海道では、様々な競技と連携しあって進んでいくことで、サッカーだけを極めるよりも広く深く道民に愛されるチームになっていくような気がして。

以前CVSで試合に入ったときに、試合後のゴミ拾いを当時出来て間もなくのバド部の人達が手伝いに参加してくれて、そういうのに触れるとバド部も応援しなきゃって思ったしね…

そんな循環が進むのは幸せなことじゃないだろうか。試合には負けてしまったけど、そんなことがあって昨日は悪いじゃなかった。勝てばもっとよい一日だったろうななんて贅沢は言わない。

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