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慣用句バトル

「働かざる者食うべからず」の対義語は、
「腹が減っては戦ができぬ」だと思う。

これは自慢だが、僕はたいへんなマイペースだ。

だから幼少期は、夕飯前にマンガを読んだりお絵かきをしたりしていると、「働かざる者食うべからず!」というお決まりの文句を食らわせられたものだ😌

働き者の弟がその言葉を覚えて僕に言い始めた日には、すんでのところで正拳突きを繰り出してしまう所だった。(「手を動かす」の意味を履き違えなくて本当に良かった。)

そんなわけで僕は、イソップ童話「アリとキリギリス」のキリギリスの方に肩入れしたくなってしまうような人間…失礼練り物なのである。

そこで、大変ひねくれているのだが、「働かざる者食うべからず」と言われてしまったときのウィットに富んだ返しを考えてみた。

「無念…腹が減っては、戦ができぬ…」である。

これを言った後に、そそくさとお箸を並べ始めるのがポイントである。みなに「好感度の高い木偶の坊」と呼ばれたい。

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