何も生み出すことができない

何も生み出すことができない

そんな恐怖感が生まれてくることが多い。将来は社長になると決意していつの間にか10年間が過ぎた。未だに社長にはなれる気がしない。どんな簡単なビジネスでも自分で回せる気がしない。

一生雇われの身で過ごしていくことへの恐怖がたまにやってくる。世の中の人間は雇われの身でもそれなりに幸せに過ごしている人も多い。だけど自分は雇われという状態に満足できず、常に何か足りない思いを抱いている。

社長になるには自分で何かを生み出すことが必要だ。どんなに小さなことでも。なのに自分はどんなに小さなことすら生み出すことができない。月に5万円ほどですら自分で生み出すことができない。家賃もろくに賄えないのであれば社長としてやっていくことができない。

暇な1日を与えられても何も手が動かない。何かを生み出したいと思っているのに受動的なことをして時間が過ぎていく。新しいことを始めるエネルギーが不足している。

自分はうつ状態なのだからそうやって何もせずに休むことが一番大事だ。それはわかっているが、何かをしていないと焦りがやってくる。焦る気持ちを埋めるために何かを食べ、煙草を吸う。そうやって誤魔化して生きている。

心にエネルギーがないからといって隙間があるわけではない。何かが入り込む場所はない。ただ心の体積が小さくなっているだけだ。

今日も何かを生み出すことはできなかった。明日は何かを生み出せるだろうか。

明日を生きるモチベーション