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文学フリマ東京37出展につき『佐々山電鉄応援団』全4巻 全文公開

11月11日文学フリマ東京に向けて「佐々山電鉄応援団」全4巻分のすべての内容を投稿しました。文学フリマ東京では、ブース『佐々山電鉄』
『第2展示場 1階 うー28』にて販売します。各巻500円。
 佐々山電鉄硬券入場券を差し上げます。

 小説の舞台は群馬県榛名山の温泉。密かに進む太平洋戦争時からの負の遺産を狙うアメリカ軍事企業ドシキモ社。国民に隠された未返還領土の存在。榛名山にある旧日本陸軍の掘削した弾薬庫跡地。佐々山電鉄小湯線のトンネル転用になる現在も存在していた。

 その小湯線が鉄道廃止の危機。
 存続させようと交通政策のスペシャリスト鈴木優と、電車大好き女子高生の佐藤美佳が佐々山電鉄応援団を設立。

 しかし、アメリカ軍事企業ドシキモ社は、アメリカ国防総省が密かに運用している小湯山・無人ミサイル基地の民間委託を狙って次世代交通システムRRMS(自動運転の交通網システム)導入を進めていた。 
 天才高校生集団インスタントハッピーカンパニー研究所の世界各国から集められた天才高校生達が計画に参加。
 鈴木優の活躍で1年間だけ小湯線が補助金で運行を持続できることになるが、会議終了後に小湯線の電車が脱線事故を起こし運行停止に陥ってしまう。佐々山電鉄の不正工事。運輸局からの事業改善命令(運行停止)      

 この事故は、RRMS計画遅延を恐れたドシキモ社が仕組んだ無差別テロだった。 
 小湯山基地は、アメリカ本土に向けた長距離ミサイルを早期感知する重要な役割があるという。アメリカだけでなく日本も影響し、近隣諸国も隠された秘密基地の存在を知れば緊張が高まる。ドシキモ社に渡してはならない。

 佐々山電鉄を存続しないと世界戦争の危機。アメリカと日本政府は『高校生の喧嘩には高校生を』と地元高校生鉄道応援団の佐々山電鉄応援団に世界平和を託すが……。

 交通政策で世界平和を守るために、交通政策を武器に佐々山電鉄を守らなければならない。 主人公たちは仲間を集め、地域全体の合意形成を得て佐々山電鉄の運行再開に漕ぎつけるのか?

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