作曲してみた30~24の前奏曲とフーガ⑧イ長調(リコーダーと鍵盤ハーモニカのための)~

24の前奏曲とフーガ⑧イ長調(リコーダーと鍵盤ハーモニカのための)
(2分14秒)

前奏曲:
 雰囲気や音型でフーガを予告する内容になっています。

フーガ:
 「提示部-嬉遊部1-三度下提示部-嬉遊部2-下属調提示部-主唱単独提示」という構造です。
 主唱は一応イ長調ですが、ニ短調のドミナントのような雰囲気を持ち、答唱もそれに合わせてイ短調のドミナントのようなホ長調です。そのため初めの提示部は調整があいまいな感じで進んでいきます。
 嬉遊部1でイ長調がはっきり表れ、三度下提示部でも、そのまま引き継がれ、平行調にはなりません。
 嬉遊部1の声部を入れ替えた内容の嬉遊部2、短調のドミナントの雰囲気を醸した下属調提示部を経て主唱単独提示をし、イ長調主和音で曲を閉じます。

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