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第七章 新たな日々 #02デートの約束

合格が決まり、大学が始まる4月までまずは応援してくれた人たちに報告とお礼の連絡をした。みんな本当に喜んでくれて、頑張ってきてよかった〜って心から思った。もう勉強しなくてもいいんだと思ったら何だか不思議な感じだったけど、好きなことできる!と思うと意外と何したらいいか分からないものだ。高田さんにもたくさん会えるし、、と思ったけど、意外と仕事が忙しかったりしてたくさん会える感じでもなかった。いつも彼から会おうと言って予定を立ててたのだけど、珍しく私から「ホワイトデーの日に会えない?」と連絡してみた。そしたら「ごめん、今仕事立て込んでて、、」と断られてしまった。残念だけど、しょうがないと思って「分かった〜」とサラッと返信しておいた。でも、何かしたいなぁと思って、お手紙を書いて家に届けることにした。

ホワイトデーの日、手紙を書いてチャリで彼の家まで向かった。ここに来ると、いろんな思い出が蘇ってドキドキする。家にいるかどうか分からなかったけど、邪魔しちゃ悪いのでそーっと音を立てないようにして、玄関ポストに手紙を入れて帰った。帰ってから、「さっきポストに手紙入れたから読んでね。」とメールしておいた。喜んでくれるかなぁとほくほくしながらその日は眠りについた。

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