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もし地下鉄に乗っているときに地震が起きたら、、、

通勤、通学のため、毎日地下鉄で、、、という方も多いのではないでしょうか?
電車で通勤、通学している人の割合約15%、高いななるほどこの割合は高くなり、東京では40%以上の方が電車で通勤、通学をしているそうです。

毎日利用している電車。今回は特に地下鉄に乗っているときに地震が発生した場合にスポットライトを当てて考えてみたいと思います。

地下鉄は「地下」、「密閉空間」のため、万が一、地震が起きた場合に大丈夫かと不安になりますが、地震には比較的強い乗り物と言われています。

大きな揺れを感知した場合、ほとんどのケースで地下鉄は緊急停止します。これは脱線を防ぐための安全対策です。
緊急停止してしまうとパニックに陥ってしまいがちですが、慌てず、車内放送の指示に従いましょう。
線路などの安全が確認でき次第、順次、運転が再開されます。

では、もし、停電してしまった場合はどうなるのか?
この場合も、非常用のバッテリーを積載した車両は、バッテリーからの電力により最寄り駅まで走行することが可能です。

一番やってはいけないことは、「慌てて線路に降りる」ことです。いつ、電車が動き出すかわかりませんし、トンネルの幅が狭く、降りることが難しいです。(このため、非常時に地下鉄から降りる場合は、電車の前方と後方にある非常口から降りることとなります。)

そして忘れていけないことが、「線路に降りると感電する可能性がある。」ということです。線路に電気が流れているわけではなく、電気を流す専用の「第3のレール」を使って電車を動かしている路線があります。これを第三軌条方式と言います。
この第3のレールには600Vを超える高電圧が流れているため、感電死してしまう恐れがありますので、絶対に線路には降りないようにしましょう。

1995年に発生した、阪神淡路大震災では、激しい揺れで地下鉄のホームやトンネルが崩壊してしまったばしょがあります。しかし、その後、耐震補強が進められています。
地下鉄に乗っていたときに地震にあったとしても、まずは落ち着いて、駅員さんや乗務員さんの指示に従うことが一番安全ですね。

大きな地震が発生したとき、自分自身、そして大切な人がどこにいるか予想することはできません。だからこそ、万が一、どこで地震をはじめとした災害にあっても、自分自身で身を守る術を身につけることが必要です。

3月11日で東日本大震災から12年になります。
今一度、地震、災害を身近な問題=ジブンゴトに考え、家族や大切な人を守るための時間を共有してみませんか?

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