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2. 健康意欲とウォーキング

 自分で体重の事は長年気になっていた。もう、20代の頃からである。身長176センチだが、90キロ以上あったからである。事務系を拝命して数年、意識しないとやはり、糖尿病等のリスクを感じていた。昨年11月頃だろうか、Google fit を利用して1日6000以上の歩数確保と、朝の30分散歩を始めた。
 すると、なんと、順調に体重が減り始めた。アプリのおかげで継続意欲も湧いてきたのであった。そんな時に健康診断があり、血液検査の値上、このままいくと糖尿病になるので要精密検査という事だった。
 すぐにかかりつけクリニックを受診すると、あまり気にしなくても良いでしょうとの事だったので、ウォーキングが効いてきている実感を感じた。
 ウオーキングは、良い。自分の住む街がこんなに恵まれたいいところだと実感できる。縦横無尽のきれいな水の流れる用水路。枝豆から大豆へと移り変わる畑のグラデーション。車では実感できない。
 さてさて、検診結果を受けて、職場から健康指導を受けるよう選ばれた。遠方から来た担当の方に自分なりの対策プランやウオーキングの現状と体重の推移をお話した。その時はデータを示しつつ自信満々であった。自分で不健康を克服できると思っていた。今思うと、体重の順調な減少はがんからくるものだったかもしれない。

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