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2020.08.11 晴 26°/38° 畑はエゴイスティック

水やりをして、肥料をやって、土寄せして、誘引してきました。とても暑かったです。

もう今日の畑仕事は、この一文に集約されております。
本当にありがとうございました。

こう暑いとですね、種を蒔いたり、苗を植えたりってことは厳しくって。管理をするだけで終わってしまう感じ。目新しいことがないのです。私からしたら、それがまたいいんだけれど。

見ている方からすれば、また同じことをかいているなぁってなってしまうのかなぁ・・・ってなるけれど。だからこそ、視点を変えて書こうってなるから、意外と別の視点が生まれてきたりするから、新しい発見があって書いている方は面白いのです。見てくれている方も面白ければいいのだけれど。

今日のカバーは どんどん食べていいよ です。

この蜘蛛さんはきゅうりネットに糸を張っている。獲物を待ち構えている。毎朝きゅうりに水を上げるときに、ハッと気がついてジョウロを地面において、臨戦態勢に。何を大げさなことをって、それだけの強敵がいるからなのです。とりあえずよく動く、飛ぶ、落ちる。パッと手を伸ばしたときには手のひらをすり抜けていって、どこかへ飛んで消えてしまう。もう毎日の日課となっている。その強敵は、なんども登場しているやつ。きゅうりの葉っぱを食害する「ウリハムシ」であります。多いときで数十匹おりますので、蜘蛛さんの見立ては正しい。よく見ておりますね。


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てんとう虫さんこんにちわ

日本全国猛暑に見舞われておりますが、私の地域も例外ではなく。結構日中は暑かったわけで。人間は「ひいひい」いいながら、冷房のきいたお部屋に逃げていく。畑にいる虫たちは冷房のなんてないから、きっと野外で日が当たらないところに出向いているのでしょう。きっとこのてんとう虫さんはきゅうりの葉の裏で涼んでいたんだと思う。驚かしてごめんよ。

今の畑には「アブラムシ」がつくような野菜を育てていないので、腹ぺこ山かしら。てんとう虫って、他に何を食べているんだろうって気になる。気になる。


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おひさしぶりね。

しばらくぶりのカマキリ様。なかなか会うことがなかったのです。梅雨の前になんどか出会っていたのだけれど、なかなか再開できず。

「あのとき出会ったカマキリさんはどうしているのかな」

畑で作業をしているときに、ふと思い出すことがあったのです。最近見ないけれどどうしちゃったのかな。もしかして食べられてしまったかな、雨で溺れてしまったかな。って、なんだか悲観的なことばかり浮かんでは消えていく。なんだかようやく見かけて一安心。

この前であったカマキリと同じ子かどうかはわからないけれど。こうして成長を見れるのは嬉しいですね。「大人」になると虫が苦手になる人って多いようだけれど。作物が成長するように、虫たちも成長していて。なんだか嬉しくって、幸せな気持ちになりますね。

って、ここまで書いてきて、相変わらずの矛盾を見つけてしまって。


作物を食害する虫たちに対してはある意味ひどい仕打ちをしている反面、愛でる虫もいる。やっぱり人間は都合がいいよなって、思われているのかもしれないけれど。別にいいじゃん。好き嫌いがあっても!って開き直ってみる。だって虫さんたちだって、同じ葉っぱばかり食べている。なんで私の作物ばかり食べてさ!栄養バランス考えて他の植物や虫を食べればいいじゃん!って言ってみる。要はわがままなんですよ。人間も虫たちも。


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夏も深まりましたね

ここ数日の猛暑。その「猛暑」「酷暑」の文字が踊るたびに、私の中で夏はもう終わりに向かっていくようにも感じる。そして、夏が終わると一気にその年が終わりに向かうような気がして寂しい気持ちになるかな。冬の寒さが底を売って温かくなってくると、始まりを感じるように。暑さが天井を打つと終わりを感じるな。


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落花生さんの無限プスプス

どうやら落花生さんは土寄せが必要見たい。土寄せをしないと地中に実をつける数が減ってしまうって。「もっと早く言ってくれよ!」って・・・。

完全に。私がしっかり見ていなかっただけ。ごめんよ。早く気がついてあげれなくて。お盆のうちにたっぷり土寄せをしてあげよう。あなたと私が気が済むまで。

どうやら明後日からはお天気が少しだけ崩れそうな予感。しばらくまとまった雨が降っていないので、畑の作物たちには恵みの雨で気持ち良いでしょう。

人間様にとっては少しだけ暑さがおさまるのか、むしむし度合いが増すのかわかりませんが、水やりは代わりに空にいる神様にお願いして、私はお出かけさせて貰おうかしら。






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