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価値は自分ではなく相手の感情が決めるもの ①


本日は、「価値は自分ではなく相手の感情が決めるもの」というお話しをいたします。


「原価」っていうものがありますよね。
価格決めをする時に、企業の多くが原価掛ける3倍で決める、という事が多いんですけど。

ただ、この「原価」っていうものは、自分が勝手に決めてますよね?
でもこれってお客様に何か関係ありますかね?この「原価」っていうのは。

関係ないですよね?関係ないにも関わらず、価格決めする時に、掛ける3倍するのっておかしくないですかね?

でも企業としては赤字にならないように、原価割れしては意味が無いのでそれ以上に設定すると思うんですけど。

でもそれってお客様の価値をすっかり無視していないですか?完全に自分の都合で決めたっていう風ですよね?お客様の事は考えずに。

だって、お金払うのって誰ですか?お客様ですよね?
なのに、価格にお客様不在っておかしくないですか?


これ、原価もそうですし、価格も自分に矢印が向いているんですよ、多くの人は。一切、お客様不在にしているんですよ。

そうすると、そもそもこれ、


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お金払う人はだーれ?
ってなった時に
どこにもお客様が出てこないと
その価格の根拠がおかしくなりますよね?
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逆に言うと、高く取ってもいいって事なんですよ。

例えばお祭りに行くと、銀の風船ってあるじゃないですか?
あの銀色の風船って、あれ原価どのくらいだと思います?

たぶん、おそらくなんですけど、10いくらだと思うんですよ。
それを、1000円ぐらいで売ってますよね?
先ほどの原価掛ける3倍なんてどっか行っちゃってますよね?

ただお祭りに行くと、あれを買っている人がいるっていうことなんですよ。
で、現地に行くと分かるんですけど、あれ、別にむりやり買っていないですよね?喜んで買ってますよね?

ただ企業は、掛ける3倍以上取ると何か罪悪感を感じてますよね?ぼったくりじゃないか?って。
そこがそもそもおかしいんですよ。

それは、単純に原価を基準にしているからおかしな話になってしまうんですけど。


要は、原価掛ける3倍っていう単純な数字で計れるものではなくて、要はそこに「価値」というものが付随されていないから、そういう「ぼったくりだ!」っていう発想になるんですよね。

そもそも原価なんて高くても安くても関係ないんですよ。

極論言ったらその辺に落ちている石だってビジネスになるので、それは全然原価とは関係ないですよね。


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それ以上に大切なのは
「価値」の部分なんですよ
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その「価値」さえ提供できれば、原価の何倍もの価格を提示しても喜んで買ってもらえる、っていうことなんですよ。

そのポイントは、「相手の感情」が決めているんですよね。
そしてもっと大切なのは、「自分」ではない、という事なんですよ。


多くの方は「自分の感情」で決めちゃうんですよ。
「だいたいこの位かな~?」とか「これ以上取ったら悪いかな~」とか、自分の感覚だったり感情で決めちゃってますけど

そうじゃないって事なんです。
そうじゃなくて、価格を決める時には「相手の感情」で決めなくてはいけないという事なんですよ。


。。。ちょっと長くなりそうなので、
続きはまた次回に。




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