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映画「タゴール・ソングス」見たよ~

 つーわけで「タゴール・ソングス」見た感想言ってくね。言っとくけどできたてほやっほやの感想だからね。だらだら~って書いてくね。

 んで、肝心の感想なんだけど、「めっちゃ面白かった」って感じ。まあ面白いっていうかは「興味深い」って感じの面白さだけど。そもそもこういう映画見る人ってそういうの好きな人だもんね。だからドキュメンタリー見るの好きな人からしたらドンピシャ系だと思うよ。タゴール・ソングを取り巻く人々のありのままの暮らしや生活を切り取ってる感じで、市井の様子が伝わってくるんだ~。ちょっとした旅気分に浸れるよ。

 そもそもタゴール・ソングっていうのが「タゴールの残した詩と歌」なんだけど、それがもうすんごいの。超いっぱいあるの。この映画だけでも十曲くらいは出てくるんじゃないかな。

 自然の美しさを愛でるものもあれば、恋の歌もあるし、人々を奮い立たせるような歌もある。ちなみにインドとバングラデシュの国歌ってタゴールがつくったらしいよ。やばいよね。固い感じかな~って思ってたけどわりとエモいのばっかで読みやすいから。

 そんで、なによりその歌っていうのがインドやバングラデシュの人々の生活に根付いてるんだよっていうのが今回の映画の本題。ちっちゃい子からおじいちゃんまでみーんなタゴール・ソングが大好き。こういうのって日本にはない感覚だからそういう観点から見ても面白いんだよね。不思議な感覚。

 そんな彼らが歌ってるタゴール・ソングを聞いてると難しいんだけどなんとなーく言ってる意味が分かったようなわかんないような気になってさ、心の中がデトックスされてるような気持ちになるんだよね。

 作中でも「誰もタゴールの言いたいことを全て理解できる人はいない」って言われてたんだけど、それってつまり自分の中で好きな解釈決めちゃっていいってことだと思うんだよね。だからこそ、タゴール・ソングは人々に愛されてるんだと思う。

 ちいちゃい頃から意味も分からず歌って、年を重ねるにつれその意味をだんだんと理解する。そういう人生の楽しみがあるって、マジ強いと思うよ。最高。うらやましーくらい。

 人の中に歌があるっていうよりは、歌の中に人がいるって印象受けたよ。歌と、歌の中に生きているタゴールと共に生きるって感じ。語りかけてくんのよ。歌の中のタゴールが。

 そんでタゴール・ソングは現実を生き抜くための剣になり、盾になり、祈りになるんだ、そういう風に今も語り継がれてるんだーって思った。

 みんなもそういう頼りになる存在、手に入れてみたいなーって思わない?

 それならまずは映画を見るとこから始めてみよ。絶対好きな歌一個は見つかるから。マジでおすすめしときます!

 最後に、映画の中の一幕を添えて終わります。

「私の春の歌が あなたの春の日に 一瞬でも 響き渡りますように」

 今の時期にピッタリじゃん? 最近いろいろ大変だけど、この映画見てみんな元気出してね!

 いじょーおわり! タゴール・ソングがカラオケに入る日楽しみにしとくね!

 P.S. 一番ウケたのはたまに歌へたっぴな人もいたこと。それでもいいんだなって寛容さ感じた。

公式ホームページこちら http://tagore-songs.com

ここで見れるよ。仮設の映画館。http://www.temporary-cinema.jp





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