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セミの鳴き声を聞いていたら、セミの抜け殻が食べられるのかが気になって調べてみた。

蝉が鳴いていた。

夏が来たんだと実感する。ジージーと耳障りなようでいて、聞こえないと寂しくなる。夏の風物詩。うるさいけれど、蝉が鳴かない夏なんて有り得ない。

そんなことを思うのは、最初のうちだけで、次第にその鳴き声が鬱陶しくなることは間違いない。

私の実家の庭には、毎年大量の蝉の抜け殻が落ちている。きっと実家の裏庭には二羽、鶏はいないが、土の中では大量の蝉が夏が来るのを心待ちにしているのだろう。

なんでも食べる愛犬ポッキーは、多分、実家に落ちている大量の蝉の抜け殻に興味を示し、食べようとするのだろうな、と私は思った。そして、私はすかさず、口の中に手を突っ込んで、蝉の抜け殻を取り出さなくてはいけないんだろうな、とも思った。

しかし、蝉の抜け殻は食べてもいいのだろうか。
カリカリしていているし、なんだか食べれそうな気もするが。

犬は食べても大丈夫そう


セミを食べる犬を求めて、いくつかのサイトを覗いてみたが、特に食べても問題はない印象を受けた。
腐敗した蝉の抜け殻などを食べなければ問題ないとのこと。むしろ栄養素がたっぷりだとか、そんなことを書いているサイトまであったりする。

とはいえ、セミの抜け殻を食べた後で、顔をぺろぺろされることを想像すると気持ちが悪いので、食べさせたくはない。しかし、即病院行きというわけでもなさそうだ。一安心。だからと言って、食べさせないけど。


人間が蝉の抜け殻を食べてもいいのか


犬は食べても問題なさそうだということがわかったが、人間は食べてもいいのだろうか?
だって、栄養素たっぷりらしいし。昆虫食の時代が来るかもしれないし。

絶対、誰か質問してると思ったら、やっぱり質問している子がいた。
子ども科学電話相談。

箕面公園昆虫館副館長の清水聡司先生という方が答えていた。

清水先生「興味があるなら、油でカリッとあげて、塩で味付けするといいと思います。どうしても食べたかったら、かならず火を通してもらおうね。でも、中身が入っているほうがおいしいと思うよ」

ダ・ヴィンチWEB

セミの抜け殻は食べられるらしい。エビとカニの殻の成分と同じらしいということまで書いてあった。そんな気がした。似てるもん。でも、食べないけど。


食べている地域はあるのか


食べれるならどっかの国が食べてそうだよねと思ったりもする。調べてみようか。カリッとネットで。

中国東南アジアアメリカ合衆国の一部、沖縄などでセミを食べる習慣がある

wikipedia

中国河南省では羽化直前に土中から出た幼虫を捕え、素揚げにして塩を振って食べる。山東省では、河南省と同様の方法の他、煮付け、揚げ物、炒め物などで食べる。雲南省プーラン族は夕方に弱ったセミの成虫を拾い集め、茹でて羽根を取り、蒸してからすり潰して、セミ味噌を作って食用にする。このセミ味噌には腫れを抑える薬としての作用もあるという。北アメリカにおいても近年の昆虫食の発達を受けてセミを食材とする動きが見られており、米メディアは周期ゼミの「セミ食」についての記事を続々と掲載している。[9]。味は悪くないとされる。

これもウィキ。セミ食!

中国!さすが!
とりあえずなんか病気にならなければいいけど……と未知のウイルスへの不安を抱いたりしてみる。

それにしても食べ方は意外にも色々ありそうだ。
よく考えたらシャコとかもグロいし。よくよく考えるといつも食べている食べ物も結構グロいかもしれない。慣れたら食べられるのかな、なんて思ったりした。まあ、食べないけど。


薬にもなるらしい


中国の民が食べているとなれば、アレにしてるんじゃないの?と思った。

アレ。それ。薬。
どうも蝉の抜け殻は漢方薬にもなっているとのこと。

風邪などの発熱や悪寒、じんましんなどの皮膚のかゆみ、咽喉炎や結膜炎などの炎症に効くといわれています

養命酒製造株式会社

ほえ〜。生薬になるのね。すご〜。

セミに限った話ではないが、最初にそれを食べようだとか薬にしようと思った人はすごい。とりあえず効くかな? 的な感じで口にするんだろうか。きっといろんな犠牲の上に、現在の医学(東洋・西洋)が成り立ってるんだろうな、なんて大昔に思いを馳せて見たりする。そんなことを言っても、食べないけど。


そういえば、あいつは蝉だよな


ドラゴンボールのセルは、蝉みたいに脱皮してたよな〜っとセミの連想ゲームにセルが浮上した。

でも、セルの抜け殻って中身がどろっとしてた気がするんだけど、気のせいだろうか。未来からきたトランクスが「まだ新しい」的なこと言ってなかったっけ? 卵だったかな? 記憶が曖昧。調べるのめんどくさいけん、ドラゴンボール読み返すしかない。


蝉の抜け殻は金になる


そういえば、蝉の抜け殻ってメルカリで売れるらしい。
実際に売っているのを見たことがある。

◎ 工作アイテム
◎ 食用
◎ 幸運グッズ

などなどに活用されるとかしないとか

ふーん。セミねえ。抜け殻ねぇ。
それにしても、幸運グッズってなんでなんだろう。

長い時を土の中で過ごし、羽化したあと空に飛び立つその姿から、「再生と復活のシンボル」「大きく成長する前兆」。蝉の抜け殻がなかなか落ちないことから「粘り強さ」、フランスでは、「幸運を呼ぶ虫」と呼ばれているそうです。

ほんだらけ

なるほどね。
わかる気がするわ。じゃあ、抜け殻見つけたらブローチかなんかにしとく? いいことあるかも? いや無理。


雑にまとめる


ということで、私の生活にはなんの役にも立たないと思われるセミの抜け殻情報を調べてみた。こういうどうでもいいことを調べるのが案外楽しかったりする。

とはいえ、全てがネット情報なので、真偽の程はよくわからない。

この記事を読んで、セミの抜け殻を揚げ物にして塩を振って食べてみたいと思った人は、ご自身の責任で以て食べてください。

私は一切の責任は持ちませんし、持てません。ごめんなさい。あしからず。


しかし、セミ食用 で調べたら、結構、昆虫食の話題が検索に出てきた。昆虫を食べる時代が本当にやってくるのだろうか。無理だな〜。昆虫、苦手なんだよな〜。





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