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書きたいことも書けないこんな世の中じゃ......


ポイズン……

レオン|え?!急に何?突然のご本人登場?!くっそー!私が言いたかったのに!ポイズンって!!そのためにこのタイトルにしたのに!!

ポッチー先生|わしじゃよ。わしじゃ。レオンくんにおいしいところをもっていかれる訳にはいかんので、変装しとったんじゃよ。Heyポイズン。

レオン|なに?!ポッチー先生、ポイズン泥棒じゃないですか!!これじゃあ、言いたいことも言えないこんな世の中じゃ……ポイズンですよ!!
まったくもう!
で、今日もおはようございます!
……ふぅ。とりあえずポイズンしたんで、早速相談にうつりますけど~、私、文章を書いてそれをnoteに載せる時、悪く思われたくない、むしろよく思われたいということを無意識のうちに意識しながら文章を書いてるんじゃないかって思っちゃってモヤるんですけど、どう思います?

ポッチー先生|結局ポイズン言うんかい!
まあいいけど。
……はい、おはよ。今日も元気に悩んどるようだね、レオンくんは。お悩み捏造機とでも呼んでやろうか。まあ、それは置いといて、そりゃ誰かによく思われたいと思いながら書くというのは当たり前の心理状態なんじゃないのかね?なんか悩むことでもない気がするけど。

レオン|まあ、そう言われちゃあ、それでこの会話は終わりなんですけど。せっかくなんで、もうちょっと深掘りしていきましょうよ。
いやなんかね、自然体で書きたいと思って自然体を意識してる割に、これ書いたら誰かが嫌な気持ちになるかな、とかそんなことを考えちゃって、ちょっと誤魔化しながら書いてる気がして。詰まるところ自然体を装った不自然体なんじゃないかな、という気がしてまして。

ポッチー先生|ん?自然体を意識してるくせに、実際は不自然なんじゃないかって違和感があるってこと?
でも、それって、文章に限らず、対、人というシーンにおいては、当たり前のことだと思うけど。不自然というより配慮でしょ?無配慮な自然体って赤ちゃんじゃないんだからさ、そんな人そんなにいなくない?

レオン|まあ、そうなんですけど〜、自然体に憧れるっていうか〜。素直な人でいたいっていうか〜。ちびまる子ちゃんの山田くんみたいな〜。アハハ!的な。
なんか、日常生活だと割と自然体でいられるようになったんですよね。ココ最近。リラックスしていられるっていうか、無邪気に毒がはけるっていうか。

ポッチー先生|ど、毒?!
レオンくん、ポイズン吐きたいのね?!
さっきポイズンって言っただけじゃ物足りんってことね。
でもまあ、無邪気に毒吐くって難しいよな。自然体で毒を吐くって現実世界でも結構ハードル高くないか?ただの毒じゃなくて、薬になる毒ってことやろ?たまにそういう毒吐きめっちゃうまい人いるし、そういう人って魅力的やけど、なんか人間力高くないと厳しい気がするし、それを文章でやるってのは、相当文章力がいりそうな気もするけど……。

レオン|そうなんですよね〜。ハードル高い上に、失敗するとめっちゃ嫌な人になりそうじゃないですか。しかも文章だと残っちゃうし。嫌な奴にはなりたくないのに、毒は吐きたいというワガママボディなわたしってことはわかってるんですけどね〜。でも、そういう文章も書いてみたいという憧れのようなものがあってですね〜。

ポッチー先生|まあ確かに、ズバッと毒吐いて爽快な物言いって、人によっては聞いてても読んでても気持ちいいもんな。でもそれって人を選ぶ気がするし、わざわざそこを目指さんでもって思うけどな〜。まあ、毒吐いたとしても、どう思われるかなんて、正直、そこまで心配せんでいいと思うけどね〜。記事を開いてフィーリングが合わんければ、さっと閉じちゃう気がするけどね。知らんけど。
とはいえ、文章は発言より残るからね。気になるのもしゃーないか。

レオン|自意識過剰なんですかね〜。
せっかく読みに来てくれる人がいるのにわざわざ嫌な気持ちになるかもしれない記事を書きたくはないけど、正直、もうちょっと踏み込みたい。書いててそんな感じの葛藤がある気がします〜。
実はそれが創作にも出ちゃってて。例えば、創作だと悪役がいた方が話は盛り上がるじゃないですか。勧善懲悪もの大好きだし。それこそエンタメだと思ってるし。だけど、それを書けないんですよね〜。あとは殺人とかも、ちょっと気が引けちゃって。

ポッチー先生|それは、君の課題やな。創作なんやけん、リミッター解除していいと思うけど。君だって、読んでる時に書き手の人格より、内容の面白さしか目がいってなくない?創作で自意識でちゃうと読み手もどっかシラケちゃう気がするけどな〜。
まあ、フィクションにしてもノンフィクションにしても、何を書いたって、何を言ったって、フィーリングとかタイミングとか、相手のコンディションとかで読み方は変わると思うけどな〜。それに文章って書き手の希望どおり読んでもらえるものじゃないけんな。あんまり期待せんで書いたらいいと思うよ。もう、ガンガン攻めちゃいなさいよ。炎上だ!えんじょー!

レオン|炎上って!でもまあ、気にせず書いてもいいかもですね〜。確かにポッチー先生の言うとおり、書き手の希望どおり読んでもらえないかもしれないし、ちゃんと伝わればラッキーぐらいの気持ちでもいいかもですね。私もちゃんと書いてる人の意図を汲んで読めてるかっていうと、難しい気がしますし。国語のテストの「筆者の気持ちを答えなさい」とか、一番苦手な問題やったし。

ポッチー先生|まあ、丁寧にちゃんと伝えようという気持ちは大事やと思うし、わざと攻撃的になる必要も無いと思う。ただ、その努力が必ず報われるもんじゃないってことを頭に入れて、せめて自分が読み返した時に不快にならない文章を心がけたらいいんやない?毒薬変じて薬となるってとこまで行ければいいけど、そううまくはいかんやろうし。

レオン|そうですね〜。結果ばっかり気にせずに、もうちょっと自由に書いてもいいかもですね〜。

ポッチー先生|まあ、色々模索してったらいいんやない?せっかく毎日更新してるんだし、色々試してみなよ。それこそトライアンドエラーでさ。一回、がっつり書いてみたら案外スッキリするかもよ?
まあ、でも赤ちゃんじゃないんやけん、書きたいこと書きつつ、配慮は忘れんなよ。マナーやぞ、それは。さすがに好き勝手やりたいって言っても、うんこもおしっこもトイレでする、くらいのマナーは文章にも必要やぞ。

レオン|そうですね!最低限のマナーは守らないとですね。人前ですもんね!でも、今日のポッチー先生、なんか優しいですね。なんかありました?

ポッチー先生|い、いや?な、なんもないけど?いつも、俺は優しい男だ、ぜ?

レオン|なんか、怪しい。ポイズン泥棒のくせに。なんか、臭う。ポイズン臭? クンクン。

ポッチー先生|な、なんも、に、匂わんて。

レオン|ここ、なんか臭うぞ?!
あ!!アンモニア臭?!
シートじゃないとこでおしっこしたな!!
コラー!!ポッキー!!マナー違反!!

ポッチー先生|ぐ、ぐうぐう……zzzz




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