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朝ドラ『寅に翼』を見て思うこと

伊藤沙莉さん主演のNHK朝ドラ(連続テレビ小説)『寅に翼』が面白い!

沙莉ちゃん自身や脇を固める俳優さんたちの演技も良いですが、吉田恵里香さんの脚本がよく出来ているし、NHKにしては(失礼)テンポの良い演出が15分という限られた時間を上手く活かしてます。

このドラマをきっかけに知ったことですが、モデルになった三淵嘉子さん——戦前に日本初の女性弁護士となり戦後日本初の女性裁判官になった方——の生き方がカッコいい!

残念ながら21世紀の今、日本の女性の地位は146ヵ国中125位(2023年)と言われています。

その日本で、男尊女卑の時代に法律家を目指した三淵さんの心意気もすごいですが、では今現在女性の地位が高いと言われる海外ではどうでしょうか?

法曹界はわかりませんが、世界の経済に目を向けても圧倒的に男性優位な印象を持つのは私だけでしょうか?

世界の企業のトップ経営者を見渡してください。

ゲイツやジョブズの時代と変わらず、今もラリー・ペイジ、ジェフ・ベゾス、イーロン・マスクなど、まだまだ男性の名前ばかりが並びます。世界中の半数は女性だというのに!?

「はて?」

寅子のセリフではありませんが、まだまだどんぐりの背比べで、男女平等の世の中には程遠いのではないかと。

女性の地位の面で超後進国の日本は、様々な面でまだまだ男優位の社会ですが、そんな社会で揉まれて来た日本の女性はある意味でとても強いと思います。

日本はもう終わったという声をよく耳にしますが、この日本で本当に男女平等の社会を実現できたらどうでしょう?

世の中そんなに甘くないということは長い間生きてきて良くわかっていますが、このドラマを観ているとそんなことを期待してしまいます。

サポートして頂けるなんて、この上なき幸せです! これからも頑張ります!!