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競馬の見える風景~③3冠馬と豪脚の牝馬
➡ 前話 競馬の見える風景~②競馬に急接近 click
前話からの続きです。
段々競馬にイレ込んでいく様を綴って行こうかなと思います。
今となっては定かではない記憶を辿りながらですが、確実に競馬の世界にハマっていったのは1994年。そう3冠馬誕生の年ですね。
三冠馬の名前は ナリタブライアン
黒鹿毛にシャドーロールがトレードマーク
名前の印象
いざ馬券を買ってみようと競馬新聞を開いてもサッパリ分からない。当たり前ですが色んな名前があって覚えるのも大変(笑)。やはり名前の印象って大事ですよね。
その頃、最初に目に入った馬名は エアチャリオット なんだか響きが良くてレースっぷりは全く覚えてないけど、馬名は今でも覚えてる。
もう一頭、マチカネタンホイザ。こちらは当時すでに古馬だったのですが、何かインパクトある名前だなと マチカネ タン ほいさ!って掛け声からつけたのかなって勝手に思ってました。んなワケないか...
※馬名の由来は、冠名+ワーグナーの歌劇「タンホイザー」
ゲームから入ってたので冠名というのは理解してました。
名前つけるのって楽しいですよね。
特に期待の子が出来た時には(笑)
とまぁ.....ガチで馬券を買ってる人から見たら完全ビギナーです(笑)
ここからJRAへのお布施参りが始まります。
初めて独りで行く場外馬券場~桜花賞~
恐らく一人で馬券を買いに行ったのは、桜花賞の馬券を買いに行った時だと思います。渋谷の場外馬券場。今より馬券場の前もガヤガヤと飲み屋も賑わってお約束で耳にペンのおじさん達がワンサカいたかな。危うさヤバさ(笑)賭け事のニオイがプンプンするような場所でした。
自分の意思で出かけ初めてシッカリ予想して買ったレース『桜花賞』
桜が咲き誇った中を牝馬が駆け巡る。華やかでいいですよね。今でも一番好きなレースです。何でだろう....若い牝馬がキャーキャーとは言ってないだろうけど、桜吹雪の中を勝負服とヘルメットの彩りも映えて、全てにおいて綺麗!と感じるからでしょうか。
オグリキャップの妹オグリローマンが武豊の好騎乗で勝利した桜花賞。中央での勝ち鞍は桜花賞のみというドラマチックな勝利でした。
このレースで競馬のドラマを習ったような気がします。
皐月賞前日の出会い
ナリタブライアンの皐月賞前日の土曜日に味をしめて再び場外馬券場へ
知らずに行って馬券を買って見た時の衝撃。
中山の坂の時点で届かないだろうと思われた位置から一気の差し切りで勝利したヒシアマゾン。なんじゃこりゃという衝撃でした。
暮れの有馬記念で連対する2頭が同じ開催週の1200mと2000mに出走していたんだなと今になって灌漑深く思います。
このレースを通して一頭の牝馬と出会い、いよいよ競馬に興味が湧いた瞬間でした。そして次の日に行われる皐月賞を楽しみにしながら帰路についたサルでした。
ナリタブライアン
21戦12勝 連対15
京都3歳S(当時は2歳を3歳表記)までは勝ったり負けたりと並みより上の成績から一気に開花し明けの3冠馬への道を歩んだ名馬
故障してからは本来の力強さが戻らず苦悩の連続でしたが、このナリタブライアンの出現で完全に競馬に魅せられました。
第54回 皐月賞
全く危なげのない抜け出しで完勝
第61回 日本ダービー
もう何も言う事はないです。
完全に競馬の虜となり、この年の秋に2週間かけて北海道の牧場巡りをする事に。。。激ハマりですね。
旅行中に静内の場外馬券場で兄貴ビワハヤヒデが出走した天皇賞・秋(レース後故障発覚で引退)兄弟対決が実現する事なく引退という残念なニュースが入りましたが...もう競馬とはお別れ出来ない位、どっぷりハマった年でした。
第55回 菊花賞
そして...暮れの有馬記念では
ナリタブライアンとヒシアマゾンのワンツーフィニッシュ
第39回 有馬記念
これは今でも覚えてます。
上位2頭の馬連馬券握りしめて観戦しました。
ここから競馬予想と馬券買いの扉がパカッと開き、いよいよ本格的にアレコレと競馬へのチャレンジが始まったのでした(笑) つづく...
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