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高校野球でビッグイニングが起こるタイミング

おはよさんでございます!
吉本興業イチ野球に関して"アレ"なサルインです!

毎回毎回かなりマニアックな内容なので
SNSでの告知をためらっているわけですが
今回もマニアックです!!

その点はご容赦くださいませ!!!!!!!

僕は空いた時間は様々な野球をみているのですが
高校野球だけなぜかビッグイニングが多いですね!

プロや社会人野球なんかを見ていても
そりゃたまには1イニングで5.6点入ることはありますが
高校野球ほどの頻度では起きません!!

高校野球は息を吐くように大量得点が入りますよね

昨夏は高校野球をカバーや走塁の視点で楽しんだので
今年はビッグイニングになる条件は何かを探して
高校野球を楽しんでいます♫

するとある条件が浮かんだので共有させていただきます!


ビッグイニングになるイニングの特徴

野球の通説というか迷信で
「先頭打者へのフォアボールは失点に繋がる」
とよく言われますよね?

確かに失点に繋がることが多い気はするのですが
ビッグイニングとの相関は感じませんでした!

というかフォアボールであれなんであれ
先頭打者が出塁したら得点に繋がりやすいのは
当たり前ですよね!笑

じゃあどういう条件なのか

①1点も取られたくない後半での失点

まずはこれ!
《例1
0-2 の8回裏にタイムリーで 0-3 にされた時!
《例2
中盤から点が入らず同点のまま迎えた後半で得点が入った時!
《例3
この1点でコールドが決まる先攻の攻撃で得点が入った時!

今年様々な都道府県の高校野球を観ていましたが
この条件でのビッグイニングは多かったです!

おそらくこの場面で最初のランナーが出ると
「このランナーは絶対に帰さない」の配球、守備をして
そこに恐ろしいほどの集中をするがそれが崩れ去ると
次の目標が分かりにくくなるのかな?

「次の一点も絶対だめなん?」
「3塁ランナーはしょうがないシフト?」

もちろんベンチ等との意思疎通で
どういう守備をするのかは共有はしているだろうけど
さっきまでの「絶対に失点しない!」の指示より
全員の意識が集中しないんだろうな〜と思います

絶対取られたくないところで一点取られたやん!!
今まで張り詰めていた集中の糸が切れることも
ひとつあるでしょうね

逆を言うと!!!!!!!!!!!

『点差があったのについに追いついた!!!』
というときに勝ち越しまではいけずに同点止まり
という展開もよく観るが

先程のビッグイニングの原因と照らし合わせると

守備側は
絶対に同点にされたくない!という究極集中場面のあとに
同点にされたとしても
絶対に勝ち越されたくない!という分かりやすい次の目標があるので

その目標に対して全員が集中できるから
ズルズルいかないのかな?とおもうわけです!!

そしてこの条件にさらにこれを追加すると
もっとヤバヤバなのが


②失点に関わるプレーでいらぬ進塁、出塁をさせてしまったとき

これはショートゴロをエラーした、とかそういうのは
影響が少ない気がしていて

僕が思うのは
《例1
いらぬ送球で暴投して進塁させた時!
《例2
バントの連携がチグハグになってヒットになった時!
《例3
大事な失点がポテンヒットだった時!

とかですね〜
試合が動いた原因が、野球の能力と関係ないことである

これなんですよ!!

ゴロをエラーしてもしょうがないと思えるけど
例のようなミスのほうが
「あれマジでもったいなかったな〜」
と心の奥底で尾を引くのかもしれないと僕は考えます!

自分が見ていた試合でも
僅差のまま後半を迎え、絶対に失点したくない場面で
外野へのタイムリーヒット!
その外野手は投げても絶対に間に合わないのに
バックホームしたが明後日の方向に投げてしまい
バッターランナーもさらに進塁してしまうシーンがあった

それで集中が切れたのか
どうすれば良いのか分からなくなったのか

その後の守備の雰囲気は先程までの殺気立つものとは違って
ふわふわしたまま大量失点に繋がった

バッターランナーも進んだことに気づいた守備の選手の顔を見て
終わったな…と感じた
観ている僕にもその雰囲気がすごく伝わったので
指揮している監督はもっと感じていたことでしょう…


ということなんですが
これが分かったとて対策は難しいですね!
ちゃんと集中せぇ!と言っても集中するにも限度があるし笑

でも一つだけ対策できる方法があります!!

滋賀県の名門近江高校の作戦を拝借します!

近江高校は負けていてもその点差は3点差以内にしておくという戦法らしいです!

甲子園で中盤に4点差をつられた近江は
送りバントで確実に一点をとる野球をしていました!

中盤で4点差なら送らずに攻めて
うまくいけばこの回で一気に追いつく!
という攻め方をしたくなるものですが

近江はとにかく確実に3点差以内につけておく
3点差だと作戦も打ちやすいからかな?

この意識で守備をするなら
①同点にされそうな場面
②勝ち越されそうな場面
に加えて
③4点差にされそうな場面
という3つの集中ポイントができるから
ダラダラ大量失点をしにくくなるのでは?

これは日頃から
3点差と4点差は大違いや!!!
と常日頃から全員に意識させておくことが前提です!

そして他にこの考察を活かすのであれば

自分が攻撃中にこのような流れで得点できたときは
相手の気持ちが切れている時だから
大チャンスと思って攻めるべき
攻撃側はここに集中を持っていく!

ことでしょうか!


他にもいろいろ要因があると思いますが
僕が観ていて感じたことは以上のことです!

他にも野球に関するマニアックなことを書いてますので
色々読んでみてください!

それらをみると野球の見方が変わります★

そしてコメント、フォロー、Twitterやインスタ
コラムのお仕事などなんでもお待ちしております!
サルインでした〜

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