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【プロフィール】週休5日の個人サロン/小さな八百屋がきっかけでリピート率85%以上の予約のうまるサロンになった話




「予約が減っている……」
今から15年前のことです。スクールで出会ったフェイシャルの技術に感動し、「キレイなママを増やしたい」という熱い想いで、個人サロンをオープンしました。友人達の応援もあり、サロンの運営は順調。充実した毎日でした。
 
ところが。オープンから約2年が過ぎた頃、それまでにはない違和感を覚えたのです。「何かが違う」不穏さがあるのに、対処法がわかりません。ジリジリと確実に、スケジュール帳の余白が広がっていきました。

——このままでは、いずれ予約が0になる。

これはまずいと自覚したときには後の祭り。
その後たった4ヶ月で、週休5日のサロンになってしまったのです。


こんにちは。
豆腐より厚揚げが好きな、個人サロンセラピストのごとうです。

個人サロンは、開業して軌道に乗る3年までの間に8~9割が辞めてしまうと言われています。10年継続できるサロンは全体の5%、20年続くサロンは3%。まさに私のサロンも、開業から2年過ぎたあたりで廃業寸前の状態になりました。
 
それからは寝る間を惜しんで、頭がガチガチになるまで脳ミソを使う日々。幸運なことに近所の八百屋から気づきを得て、その後10年も、売上は右肩上がり、予約のうまるサロンとして幸せな運営を続けることができました。現在は、悩める個人サロンさんの駆け込み寺として、3か月でサロンを立て直すお手伝いをしています。
 
ごく平凡な会社員だった私がサロンを始めた経緯や、サロンを救った八百屋の教え、現在までの歩みなどをお話しさせてください。
 

「ママおうちにいて」からセラピストへ


学校卒業後、大手化粧品メーカーに入社。デパートのコスメカウンターで11年働きました。
その間に結婚と出産をして、出産後は半年で職場に復帰。接客が大好きだったのです。ただ帰宅はいつも21時前になってしまい、義理の両親に保育園へのお迎えを頼んでいました。体力的にも続かずに、子どもが幼稚園にあがるタイミングで退職。その後も仕事自体は続け、税務署やコールセンター、ショッピングモールのアパレル店員などを経験しました。ところが最後のアパレルの仕事のときに勤務時間が延長され、またもや義理の両親にお迎えを頼む事態に。すると子どもが訴えてきたのです。

「ママおうちにいて!」

「お迎えはママがいい」

こんなことを言うのは今だけかもしれない。しばらく様子を見ていましたが、次第に子どもがヒステリックになっていきました。きゅーっと目が吊り上がった表情を見たときに、これは限界だとすぐに仕事を辞めました。特に地方では、小さな子を持つ母親が無理なく働ける職場って本当に少ないですよね。

そんな折、友達に胸の内を明かしたところ、「家でエステサロンすれば」と一言。「私には無理」だと思ったものの、その夜にはセラピストを養成するスクールを探し始めていました。フェイシャル、背面、デコルテなどの手技を取得。2009年、特に惚れこんだフェイシャルを軸にした自宅エステサロンをオープンすることになったのです。
 
 

週休5日のさびしい毎日


運よく順調なスタートをきったサロンでしたが、前述のように2年が過ぎた頃、廃業の危機が訪れました。

今まで来ていたお客様が少なくなり、空いた時間は隠れるように隣町のスーパーへ。朝8時から13時までのパートタイムに行きました。
荷物を運びながらも、頭に浮かぶのはサロンのことばかり。週休5日になるまで何もしてこなかった自分の不甲斐なさをひしひしと感じたのです。

——このまま、あきらめてしまっていいの?

 覚悟を決めて、個人サロンとは何なのか? という本質を求めて、本を読み、行動し、寝る間を惜しんで考える日々が始まりました。
 
 

八百屋が教えてくれたこと


そんなある日、ふと小さな八百屋が目に留まり……。

「あの八百屋はいつもお客がいないのに、なぜ長年お店があるのだろう」
ハッとしました。「顧客」の存在に気づいたのです。デパートでも、売上の土台を支えていたのは顧客の存在でした。八百屋も同じ。それなら個人サロンにだってあてはまるに違いない、と。

「個人サロンが顧客を作るには、どうしたらよいのだろう」
「そうだ!リピーターになってもらうことだ!」

そこから「まずリピーターになってもらうには」と新たな視点でお客様との会話に集中。イベントに参加してはお客様の話を聴きました。すると私のサロンのターゲットとなる方は、フェイシャルだけではなく身体の疲れをとりたいのだと気づいたのです。

お客様が求めるメニューを自分で体験し、感動したものを取り入れることに。サロンのコンセプトも変更しました。

こうした仮説と行動をくり返しながら、自ら他店へお客として通い、個人サロンを利用するお客様心理を検証。試行錯誤ののちに「喜んでリピートいただける独自のリピート導線」が生まれました。

リピートのお声がけは遠慮がちに切り出すものではなく、トリートメントの延長線上にあるもの。お客様に喜んでいただけるものなのです。セラピストは、まるで物語の主人公のように輝いていくお客様と、一緒に宝探しをしているような高揚感を持ちます。10年間サロンの予約が途切れなかったのは、お客様と私の双方が、リピートにワクワクしていたからだと思うのです。
 
 

個人サロン運営はシンプル



10年という長い期間、健全な状態でサロンを運営してきた今は、自信を持って言えます。「商売の本質」は、驚くほどシンプルなものだと。そして、あなたがサロンを始めたときに思い描いたとおりの、幸せなものでもあるのです。

サロン運営 が上手くいかないときは、自分で心のブレーキを踏んでいるときか、勝手に難しく考えているとき。13年前の私と同じく悩みもがいている方に、幸せな運営方法を知っていただきたい。本質を知らないばかりに、廃業に追い込まれそうな愛ある個人サロンをサポートしたい。そのような想いから

①   書籍の執筆(2020年~)
②   セッション(2022年~)

の2つの活動を始めました。
 
 

3年でつぶれない個人サロン運営を!


~コンテンツ&セッションのご案内~


 
10年間の全ノウハウを詰め込んだ電子書籍

これまで培ってきたノウハウやマインド、接客術のすべてを詰め込んだのが、4冊の書籍です。お悩みに添うテーマの本から、お手にとっていただけたらうれしく思います。

 
①   『あなたのサロンはなぜ予約がうまらないのか』
個人サロンの継続は、新規ではなくリピートがカギ。
今日からできる「“喜んで”リピートしてもらう3ステップ」を公開。


 
②   『ファンが離れない脳ミソの使い方』
人は何に惹かれてあなたのサロンにくるのか。いつの時代も変わらない、お客様の心理に基づいた「人対人」の接客術を公開。


③   『集客するのやめてみた』
個人サロンの悩みのNo.1は「集客」。けれども集客に意識を向けなくなったら、悩まずお金もかけず、毎月新規の予約が入るように。全ノウハウとマインドを公開。


④   『本業!副業!幸せになる自宅サロンの働き方』
 自宅サロンを始めるときに気をつけるべきことは? 集客は? SNSは? 時間も気持ちも余裕を持って活躍できる女性が増えることを願って書いた、リアルをお伝えする一冊。

 
どの本を読むか迷われた場合は『集客するのやめてみた』がおすすめです。おかげさまで大変好評いただき、出版時(2020年)にはAmazonの4カテゴリーで1位を獲得。2024年現在でも、「女性と仕事」部門でTOP100に入るロングセラーとなっています。
 

■「3ヶ月で予約のうまるサロンになる」セッション


「悩みがすべて解消しました!」
「お客様の方から次回の予約を入れてくださるようになりました!」
いつもうれしいご報告をいただくのが、「セッション」と名づけたコーチング。ひとりでお悩みの方や早急に成果を出したい方を対象として、2022年に始めました。セッション終了後の晴れやかなお顔やうれしいご報告に、こちらまでワクワクしてきます。アンケートには、「すぐに行動を起こせた」「仕事が楽しくなった」など、たくさんのうれしい声が寄せられています。


・1か月目で思考と行動が変わり3か月目でリピート率90%以上とゴロゴロと現状が変わるサロンさんがほとんど・


セラピストには、心の優しい方が多い印象があります。その優しさゆえの遠慮が、実はお客様をがっかりさせているケースもあるのです。
サロンを進化させながら継続していくにはブレない「マインド」が必要。ブレないマインドをベースに「ノウハウ」「お客様心理」「接客術」そして「発信」「集客」「リピート」「顧客化」を一本の糸で繋ぎ合わせたシンプルな方法をお伝えしています。
 
セッションは、年2回公式LINEで募集しています。

 

◎セッション付きの有料note
 「1年以内に予約のうまるサロンになるロードマップ」60分セッション付

オープン時から新規集客できるロードマップ
※対象:これから個人サロンをオープンする方・ゼロから立て直しを図りたい方
 


noteでの入門講座
行動しなくても予約がうまるサロンの勉強会 全24回(基本と土台の会)

※お客様の心理に基づく細やかな接客術を網羅。実用的な内容。
購読率No.1の有料noteです。

 

さいごに


noteは2020年2月に開始いたしました。
noteの存在を知ったのは、電子書籍を出版するきっかけになった元編集者からの言葉「今からnoteは伸びる」でした。その言葉を受けて素直に行動してよかったと今思っています。

X(下記アカウント)には日々感じたことを発信し、noteには「ノウハウ」として「すぐに実践できる内容」を投稿しています。これからも、個人サロンひとりさんのセラピストさんの力になればと投稿を続けていきます。

最後までご覧くださいまして、ありがとうございました。今後も頑張って投稿していきますので、スキ、コメント、フォローなどいただけますと励みになります。(アクション頂くとお返しに行きます!)

これからもお役にたてるようアンテナ張っていきますので、応援よろしくお願いいたします。

◎Xのアカウント
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