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RIP


薄淡色の世界で、君はレクイエムを歌う。
遠くに響くオルガンが、眠りを誘う。
彼はまだ、寝足りないようだ。
静かな鎮魂歌は、頬をつたう雫となる。
白い空が、ぱちりと弾けた。
ボーヌム・ノクテ.
君は今、最後の一小節を終える。




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ラテン語ってなんか好きなんですよね
つい多用しがちです

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誰かのどこかに刺されば嬉しいです