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自分と向き合うのは苦しいけど、それでも向き合いたいと思った ~3月のギフトと4月のテーマ~

3月のギフト

3月は色々とすごく苦しい月でした。

新しく買ったベージュのコートに黒い鞄が色移りしたり、アパートの更新で出費がかさんだり・・・。

一番苦しかったのは、マイレターノートが書けなくなったことでした。

マイレターノートとは、かんころさんが作られたメソッドで、
日々の出来事や感情を書き出す→そこから得られた気づきや学びを書き出す→自分にかけてあげたい言葉(自分への手紙)を書く
というものです。

私は今年の1月から書いていて、「前向きになれてきた!」、「自信がついてきたかも!」っと思っていました。

そう、「思っていた」んです。

何かきっかけがあったわけでもないけど、急に書いていることと心の中で思っていることが違っている気がしてきました。
自分にかけてあげたい言葉をかけているはずなのに、「それってきれいごとじゃない?」、「本当はそんなこと思ってないくせに」と言うもう一人の自分がいる感覚・・・。

すると、友達にも同じことをしていると気が付きました。
例えば、友達が「デート相手が食事をおごってくれなかった」と怒っていたら、私は「えーっ!ひどいね!!」と言うんですが、心の中では「いやいや、何でおごってもらえること前提なの」と思っている・・・。

それに気づくと、「私ってめっちゃ嫌なヤツじゃん」、「友達に対してそんなこと思うなんて最低だ」と自分を責め始めるようになりました。

オンラインサロンでもマイレターノートを実践している方が多く、「ノートのおかげで優しい気持ちになれました」、「ノートのおかげで自分に自信が持てるようになりました」というコメントを度々目にしました。

それからは心のメッキがぽろぽろと剥がれていくように、それまで自分にかけていた言葉が嘘に思えてきて、「私は何も変われていない」、「みんなはこんなに変わっているのに」と思ってすごく苦しくなりました。

自分のペースで良い、人と比べる必要はない、自分を責める必要もない。
そう分かっていても、どうしても自分を責め続け、ノートを開くことができなくなりました。

そんな中でも、気づいたことがあります。

「やっぱり自分と向き合いたい」

冒頭に書いたコートの色移りでは、クリーニング屋さんがすごく親身になってくれ、その優しさにじーんときました。
ノートを書く前だったら、コートが汚れたショックを引きずって優しさに気が付かなかった(むしろ「商売なんだから当然でしょ」と思った)と思います。

クリーニング屋さんの優しさが分かったことに気づけたとき、「なんだ。私、ちゃんと進んでるじゃん」と思えました。
そして、昔の自分よりも今の自分の方が前向きになっているということにも気が付きました。

そして、もっと自分に向き合って、ちゃんと自分と両想いになりたいと思いました。

3月のギフトは、「自分と向き合いたい」という思いに改めて気づけたこと、少しでも進んでいることに気づけたことです。

これからもきっと、自分を責めることも人と比べることもあると思います。
そんな自分もちゃんと認めてあげて、少しずつでも自分のペースで進んでいこうと思います。

4月のテーマ

『自分に挨拶をする』

対話の始まりは挨拶だろうと思って、設定しました。
自分に対しても「おはよう」、「おやすみ」など声をかけてあげようと思います。


かんころ編集部


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