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「やらなきゃ…」じゃなくて「したい!」

就職活動の選考過程でグループディスカッションを取り入れている企業は多くありますが、
みなさんはどんなことに気を付けていますか?

「一番に発言しよう!」
「司会やリーダーなど、発言量が多い役職に率先して就くようにしよう!」
「アイデアたくさん出そう!!」

…など、多くの人が面接官に積極性を評価してもらおうと意識していると思いますが、

一方でこんな人もいませんか?

「司会とか、議論を引っ張っていける人が評価されるのはわかっているけど、アイデア出していくの苦手…」
「自分の発言が議論を乱してしまうんじゃないか、不安…」
「たくさん発言できている人かっこいい…。自分ってやっぱりできない人なのかな?」

ちなみに、私は後者です😶

そこで今回は、私と同じように発言することに苦手意識を持っている人に向けて
私が最近習得した、ある考え方を共有しようと思います✨✨
テーマは「グループディスカッションで大切なこと」としていますが、
この考え方は、就活の選考に限らず、あらゆるチームプレーにおいて役立つと思うので、ぜひ参考にしてみてください♡

Let'sの考え方

意味は、そのまま「みんなで一緒に!」
言い換えると、「もっとみんなを頼ろう!」ということです
(※注意書きしておきますが、人任せにしよう!と言っているわけではありません。)

みんなを頼るとはどういうことかというと、
チーム内に、言語化能力が高い人、場を仕切るのが上手い人、アイデアマンがいたら、仕切り役は任せてしまう!

…でも、任せるなんてことしたら自分の評価が下がってしまいそうですよね

そこで、もう一つ覚えておきたいことが
発言できる=ヒーローじゃない!!

なぜか、私たちは「人前でも堂々と発言できる」「アイデアをたくさん出す」など、「発言量が多い」ことを過剰に評価する傾向にあります
もちろん、堂々と発言できる、アイデアを多く出せることは誰でもできることではないので大きな強みだと思いますし、そもそも発言する人がいないと議論は始まらないです

でも、全員の発言量が多かったらどうなりますか?
案だけたくさん出て結論が出ない、議論の方向性が大きくずれてしまう、
なんてことになっちゃいそうですよね

つまり、みんながみんな「発言量を増やす」ことを目指さなくていい!
できることをやる!できないことは任せる!
この考え方を覚えることが、グループディスカッションで活躍する第一歩です!!

私たちができること

では、議論を引っ張っていく以外に、チームに必要なことについて考えていきます
ここであげる必要な役割は私なりに見つけたものなので、参考程度にして、自分だったら何ができるかな?ということを考えてみてください🌟

まず、発言の量にこだわらないので、1つ1つの発言の質を高めていく、いわゆるキラーワードを発していく必要があります
そこで私が考えた具体例が
①問いの本質をとらえる
②背景を深掘りする質問をする
③意見の相違点・共通点をみつける  です
1つずつみていきます

①問いの本質をとらえる
例えば、「学園祭を活性化させるためにどのような施策を打ち出せばいいのか考えてください」であれば、「そもそも活性化している状態とは、どのような状態を意味すると思いますか?」「活性化している状況とは、来客数が例年に比べ多いという認識であっていますか?」といった質問を投げかけるということです
この質問を投げかけることで、グループ内の共通認識をすり合わせることができますし、面接官からの評価ポイントにも繋がる可能性が高いです
(ここで私的ワンポイントですが、グループディスカッションのテーマが発表されて議論が始まるまで、少し時間がある場合が多いので、その間に質問を考えておいて議論が始まったと同時に投げかけることができれば、積極性も評価ポイントになるかも◎)

②背景を深掘りする質問をする
案出しをするときに、自分の中ではその案にいたった理由や背景がわかっているため、背景を言わずに案だけ出すことがあります
そのときに、「なぜそのように思うのか教えていただいてもいいですか?」や「~と言っていましたが、具体的に教えてほしいです」など、案に対する認識のずれがないように深堀する質問をしていきます
(グループディスカッションは時間が限られているので、深堀りにこだわりすぎないように注意するのもポイントです!)

③意見の相違点をみつける
考え方は人それぞれなので、議論の中で方向性が合わないということはどうしても起きてしまいます
そのときに、考えるプロセスに違いがあるのか、物事をとらえる際の出発点に違いがあるのかなど、どこが原因で意見が割れているのか言語化して伝えます
そして、今はAの視点から考えてみよう、次はBの視点から考えてみよう、
というように議論の方向性やテーマを統一してあげることで、おのずとチームとしての案が出てきます
アイデアマンではない、人の意見を聞くことが多いからこそできる役割だと思います

上でも言いましたが、私が私自身の特性を考えて行き着いた答えなので、
実行してみたうえで、自分だったら何がいいかな?と考えてみてください
もし、他にもできること見つかったよ!っていう人がいたら、
コメントで共有してくれると嬉しいです♡

「やらなきゃ…」じゃなくて「したい!」

ここまで「人を頼る」という考え方と、発言量に苦手意識を持っているからこそできることについて書いていきましたが、
最後に、私が一番大事だと感じた「心の持ち方」についてお話ししようと思います😊

グループディスカッションに苦手意識を持っていると、
「発言しなきゃ」「何か質問しなきゃ」
など「~しないといけない」と考えがちじゃないですか?

それが、一生を左右する就活の場だったら余計に…。

私もそうでした

でも、「~しないと。」って考えると、逆に緊張してしまって冷静な判断ができなくなったり、自分の実力が発揮できなくなったりしてしまいます

だから、

~したい!」っていう気持ちを大事にしてみてください💙

例えば、
良い質問思い浮かんだ!→発言したい!
意見が割れてるなぁ→どこが違うか見つけてみたい!
など

たった数文字の違いですが、「~したい!」と思うだけで楽しむ余裕が出てきます!!
一度だまされたと思ってやってみてください👌


今日まで頑張ってきた自分を、
本番ぐらいは圧をかけずに解放してあげて
コロナ禍の就活、一緒に乗り越えていきましょう!!!

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