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登記簿謄本取得 & 狭い町だと思い知らされた話

こんにちは。あいごです。

久しぶりのnoteの更新です。

更新の間隔が空くということは、私の心の内が落ち着いているということ。

夫からの一方的なプレッシャーもなく、平穏無事に過ごせている証拠。

さて、ずっと先延ばしになっていた法務局ですが、
やっと先週、行くことができました。
法務局なんて、これまでに縁も用事もなかった所・・・

何をしに行ったかというと・・・

現在住んでいる家の名義人を確認したく、
登記簿謄本を取得しなければならなかったから。

今の家に住んで3年目。

もともと家族の持ち家だった古くてやたらと大きな家(築30年超)。
5年ほど空き家で誰も住む予定がなかったことから、全面的にリフォームをして、移り住んだ私たち。

その際に、家の名義が誰であるとか、リフォームの総額がいくらになるとか、大事な情報はふんわりとしか聞かされていない私。

夫に言われるがままに、何かしらの書類に署名捺印したことはあったけど、それが何の書類だったのか不確かなまま・・・

現在も、ローンの支払いは夫がしているけど、それも何のローンで月額いくらなのか、総額いくらなのかも私は知らない。

夫が出て行ってもなお、私たちは、何も言われないのを良いことにこの家に住み続けている。

しかし、本当にいよいよ離婚となった時に、この家はどうなるのだろう。
やはり出て行くことになるのだろうか。

それが気になり、以前、弁護士さんに相談した際に

夫婦の所得証明
住宅・土地の登記簿謄本

この二つを取得したら良いとアドバイスを受け、そして、やっと法務局に行ってきたという流れである。

今回行こうと決めるまで、法務局の場所も知らなかった。
駐車場に着くと、別に悪いことしているわけではないのに、やたらとドキドキした。キョロキョロしながら建物に足を踏み入れた。

中に入っても、天井から吊り下げられている案内板をキョロキョロしながらぼーっとつっ立っていると、一人の女性が声をかけてくれた。


女性「お困りですか?」

私「はい、登記簿謄本?っていうのが欲しくって」

女性「でしたら、この書類のこことここに、必要事項を書いてください」

と言って、申請の書類を差し出してくれた。

ん??この女性・・・何か見覚えある・・・

心の中がざわざわした。

しかし、まずは申請書類を記入しなくては。
記入台に行き、立ったまま、飾ってある見本の通りに書類に必要事項を記入した。

そして、窓口へ。

先ほどの女性が対応してくれた。

中身を一通り見渡して、抜けがないか確認した彼女は、

「はい、大丈夫ですね。では発行いたしますので番号札をお持ちになってお待ちください。」

私はすかさず、滑らかに対応してくれる彼女の名札を見た

ん?「○○○○」(彼女の名前)?
あれ?この人、知ってる。なんで知っているんだろう。。。

番号札が呼ばれるまでの間、椅子に腰掛け、ざわざわする胸をなんとか鎮めようとしつつも、自然と彼女のことを目で追ってしまっていた。
それと同時に、めまぐるしい情報処理のスピードで、頭の中の隅々まで記録を洗って回った。

なんかあの人、知ってる。
私はなんで彼女のことを知っているんだろう。誰だっけ?
いつ、どこで、どんなふうに知り合った人だったっけ?

そして、番号札の番号が呼ばれた。

登記簿謄本の取得には手数料がかかる。一部600円。
今回、土地と建物の二部を申請したので、二部で1200円。収入印紙での支払いとなり、支払ったその場で渡された収入印紙を指定の場所に貼り付けた。

それにて終了。あっという間のことであった。

書類を受け取り帰ろうとした時に、ハッと、彼女についての記憶がクリアになり、誰なのか思い出した。

そうだ、彼女は、以前、夫の会社で事務員のアルバイトをしていた人だ

これは挨拶しておいたほうが無難かも知れない。
彼女は気づいているよね。
だって、打ち出したその登記簿謄本にはがっつり夫の名前が記載されているのだから。

意を決して話しかけてみた。

私「もしかして○○さんですか?わかります?ご無沙汰しています。□□(夫の名前)の妻です。元気でしたかー?ここに居たんだー?」

彼女「ですよねー。あれ?あいごさんじゃないかなって思ってました!お久しぶりです。髪、切られたんですね?」

おお・・・やはり私だと気づいていたか・・・怖い怖い。

なぜ私が登記簿謄本などを取得しに来ているのか・・・
その点には触れないでおくれ
あなたにも守秘義務ありますよね?

動揺する私の心の声は、外に漏れ出そうなほど大きく、ざわざわもMAX。

彼女「社長や皆さん、お元気ですか?」

私「うん、みんな変わらず元気だよ」(元気かどうか知らんけど)

なんていう当たり障りのない話をして、その場を離れた。

しかし・・・神様が居るのならば問いたい!

なぜに、滅多に来ない、なんなら初めて訪れた法務局で、
ピンポイントで、今日この日、この時間、
その場には数名の職員さんが居るにもかかわらず、
私の応対をしたのが彼女だったのか?

なんなの?狭すぎる。
怖い怖い、狭すぎる。

私の動揺はなかなか鎮まらず、車に乗った途端、このミラクル体験を誰かに聞いて欲しくて、すぐに友人に電話したほど。

こんなことってあるのね。
(こういうミラクルに意味合いを探しちゃう性格)

夫や夫の会社の人たちは、仕事柄、頻繁に法務局に出入りする。

もし、我が家が普通に登記簿謄本が必要なのであれば、夫が普段、法務局を訪れた際に取得すれば良いだけの話。
私がわざわざ出向いて取得しないで済む話。

「わざわざ奥さんが取得しに来るってことは?あれ?おかしいな?」
って思ったかな。思ったよね??(考えすぎかもしれないが)

どうか、彼女よ。守秘義務をしっかり守っていただきたい!と強く願う

さてさて、問題の登記簿謄本ですが、
取得してみてびっくりなことがわかった。

土地にも建物にも、どこにも私の名前はなかった。
いずれも私は名義人になっていないということ。
共同名義ですらなかったっていうこと。

これで、一つ、離婚に向けた準備の方向性が定まった。(財産分与関連ね)

長くなったので、またそれは別記事にて、まとめて書いていきたいと思う。


◆+ 。。+◇+ 。。+◆+ 。。+◇+ 。。+◆+ 。。+◇

いつも読んでくださる方、
初めて読んでくださった方、
最後までありがとうございました。

本日で別居から91日。
こんなに落ち着いた気持ちでnoteを更新できる日が来るなんて、
noteを始めた頃の私に教えてあげたいくらいです。

どんなにぐちゃぐちゃになっても、どん底でボロボロになっても
ちゃんと心落ち着く平穏な日々が訪れる。

腐らず、何とか前を向いて、
自分の気持ちに正直に向き合ってきて、よかったなと思っております。

更新頻度が下がってきていますが、何気に離婚に向けた本格的な調べものや気持ちの整理に取り掛かりつつあります。

今後とも、「どん底41女の這い上がり日記」(テーマ変わっとる)に
お付き合いくださると嬉しいです。

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