Pranzo - 昼食-
イタリアの朝食については少し前に書きましたが、今回はPranzo-昼食-についてです。
基本、イタリアでは昼食が正食で一日3食のうち一番重きを置いている食事です。
アンティパスト〜プリモ(パスタやリゾットなど)〜セコンド(メインのお肉や魚介)
〜フルーツ〜ドルチェ、と家庭でも大なり小なりコースになっています。
ちゃんとクロスを敷いてお皿も順番に使えるように重ねて置き、ワインやお水の
グラスもセットされたテーブルにお料理も順に大皿で出てきて取り分けることが
多いです。少人数の場合は一度にドーンとお料理が並ぶこともありますが。
お昼が正食とあって、仕事から家に帰って食べる人も多いです。もちろん仕事に
よっては帰って来られないこともあるし、夜に外食することがわかっている場合は
軽くすませることもあります。
家族揃って団欒、、、というのはイタリアでは昼食時で、Cena-夕食-はお昼の
残りを食べたり、軽くすませる人が多いです。昼食にいっぱい食べて、もちろん
ワインだって飲んじゃうし、食べ終わるのが遅いのでお腹も空かないですよね〜。
ちなみに昼食は大体13時頃から。レストランも13時までオープンしていないお店が
多く、夕食に至っては20時頃からなのでもちろんレストランも20時オープン。
観光地はもう少し早いようですが。
そうそう、初めてイタリアに行った時に驚いたことがまだありました。
それはフルーツ!丸々出てくるんです。それを自分でナイフでカットして食べる、というのが当たり前みたいで、日本のようにきれいにカットして出てくることなど
まずありません。食後にフルーツ、例えばりんごひとつ丸々、というのはかなりのボリューム。そんな時はこれ半分要らない?と分けて食べることも多々。
それにしても小さい頃から自分でカットして食べるので、みんなナイフの使い方が
上手いのかな、、、
食事形態、日本とイタリアだけででも国によってこんなに違うなんて、おもしろい
ですね。