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イタリアで運転免許を取る羽目になったコト ❶

イタリアに住んで20年ほど、いろーんな失敗を重ねてきた。考えたらけっこう車関係の失敗(事故とかじゃなく)が多いんだけど、その中でも最大の失敗、いや失態はイタリアで運転免許を取る羽目になったコト、に尽きる。どうしてそんな事態になったかというと。。。

*国際免許証、日本の免許証を取り上げられた!

<国際免許証で運転出来る期間>                                                                                         イタリアの滞在許可証(住民票)を持っている者は4年以内であれば国際免許証で運転出来、その間であれば手続きさえすれば日本の運転免許証からイタリアの運転免許証に変更出来る=4年以上滞在許可証がある場合、国際免許証では運転出来ず、イタリアの運転免許証が必要となる。←これを滞在許可証を取得してから7年以上、知らなかった!いや、厳密に言えば聞いたことあったような気はしたがその時点でも4年以上は過ぎていたので聞かなかったことにしていた、という浅はかさ。。。  そう、その時まで私は国際免許証で運転していたのだ。

イタリアで運転しているとカラビニエーレ(国防省警察官)や警察官に無差別に止められることが多々ある。運転免許証と車検証を提示して問題がないか、時には無線で連絡しあって調べられる。何もやましい事がなければ平気なんだけど、時間が取られるので止められたらチッて感じ。それまで4年以上住んでて止められても何も言われなかったし大丈夫、とどこかで甘く見てたのかなぁ、5年前の9月までは。

ちなみにこのカラビニエーレとポリツィア(警察官)というのはほぼ同じような仕事をしているが、敵対関係にあるらしい。どっちに止められても良い気はしないけどどちらかと言うとポリツィアの方が厳しいと聞いていた。

<忘れもしない、2015年の9月、友達の家に行く途中に>                                                いつものように通り慣れた主要道路131を走っていた時、前にポリツィアの車。やだなぁ、止められたら時間取るしと思っていたら、運悪く手招きされてしまった。車検証、国際免許証に滞在許可証を出すとそれらを受け取った警察官はパトカーに戻り、長い時間無線でやり取り。しばらくすると私のところに戻って来た警察官、この免許証では運転出来ない、国際免許証も日本の免許証も取り上げるとまくし立て、その代わりにくれのは二日間の猶予を与えると言う運転許可の紙切れ(さすがにそこで車を乗り捨てて行けとは言わんわね) もーう、頭の中は真っ白、血の気がひいて、どうしようと思ったけど、どうしようもないやね、そのまま友達の家に。

<友達たちもいろんな手を尽くしてくれたけど。。。>                                                   4年以上滞在していたらイタリアの運転免許証でなければ運転出来ない、と言うのはイタリア人の友達たちは知る由もない、私だって半信半疑だったぐらいだし。なのでみんないろいろ調べたり、いろんな知恵を出してくれ、日本の免許証をイタリアの免許証に変換する手続きを試してみた。それこそツテのツテをたどってくれたけど、ダメなものはダメ。そうこうするうちに一時帰国予定だった私は日本に帰ることになり、、、この先どーなる私、どーなる免許証😱 私の住むトコって運転出来ないと生活出来ない、もちろん仕事も出来ない😭

#海外生活 #イタリア #今だから笑って話せる #失敗談 #覚え書き #運転免許証


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