いよいよな日々と創作。
150日に1回、だから、5カ月に1回くらい「今日はホントになにも浮かばないぜ」という日がやって来る。こんな日は、なかなか1日が終わらない。
普段、エッセイらしきものを1個書いて、いよいよ寝る支度を整えるのだけど、「こない」日は、寝るに寝れないし、日中から少しつらい。創作の便秘であるから。
ただ、そういう日こそが、本質的創作を彩る。
何も浮かんでこない混沌から、這いずり出るように、筆、というか、パソコンをしたため、1個の作品として、書き下ろすのだ。書かねば寝れないのだから、書くしかなくて、予備など無い、その日のものである。
ちょっとした生モノより繊細である。
私のアホバカエッセイもであるが、私以外の作品も、できることなら、その日のうちに、見てやってほしい。
いつの時代においても色あせないなんていう作品は、稀であるから。
今この瞬間の寂しさだったり、機微が、創作の糧になるのだ。
色あせる前に、ドンドコ読んで、また違う日の、また異なる創作に、私たちは、楽しませてもらえるチャンスに、幾分、それは10年前とは比べ物にならないほど恵まれているのだから。
創作は、もう1人の自分を生み出す行為である。
さっさと、ヒトに読まれたいのである。
どんな日も創作し、どんな日だって、読まれたいのだ。
それが、作品を巡る相互関係ではないか。
予備の利かない日々の、創作と言うものではないか。
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