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Youtube ライブ配信のやり方(StreamYardを使った配信[3/3])

研修会をライブ配信をした際の手順をまとめておきました。

前々回はYoutubeライブ配信ができるまで、前回はStreamYardをからめての2映像を1画面で配信する方法を解説しました。

今回は、これまで説明してきた手法を用いて、研修会ライブを配信したときのノウハウや失敗談を書かせていただきます。

StreamYardで2か所の撮影、左右分割した1画面を作り出すことは大成功

研修会のスライドを映しているプロジェクタースクリーンを1か所目、講師を2か所目として、撮影しました。
用いた機材は、
講師撮影用
ノートパソコンWindows
Webカメラ(Pro Stream Webcam C922n)
エレコム ガンマイク(HS-MC10BK)
三脚(150cm程度)

プロジェクタスクリーン配信用
MacBook
内蔵Webカメラ

ネット環境(会場にはWiFiなし)
iPhoneによる5G電波をデザリング
ポケットWiFi
予備用にAndroidのスマホによる5G電波テザリング

その他
延長ケーブル2本(1.5m)
セロテープ

です。

講師用のパソコンの設定は、Webカメラを三脚にセロテープで固定し講師を撮影、ガンマイクを講師側に向けて声を鮮明に拾う。

プロジェクタ撮影用パソコンは低い台の上にMacBookを載せて内蔵カメラでスライドを撮影。マイクはミュート、スピーカーもミュート。

これで、予行演習してきた通りにStreamYardを講師撮影パソコン側で起動しMacBookをゲストに呼び出し、2画面を左右分割した映像を作り出すことに成功しました。

いざ、Youtubeライブで配信。トラブル発生!

会場に向かう前に、トラブルをシミュレーション。
一時間半の研修会のライブ配信となる。ネット環境での通信量は、G(ギガ)を超える。通信量過多で制限がかからないかG(ギガ)の残量チェック→問題なし

あとは問題ないはず!と思いきや、さっそくのトラブル発生でした。

会場は古い建物、講師の立つ壇のところから近くの電源まで、5mは離れています。持ってきた延長ケーブルでは長さが足りない!
急遽、会場の方に延長ケーブルのドラムをお借りしました。

また、当初はGoProで撮影しようとしていたのですが、GoProにカメラの役目をさせるには専用ソフトをパソコンにインストールしなければならないなど、面倒な設定が山ほどあることを知りました。GoProのような「ブレない」「ズームもできる」カメラで講師を撮影しようとしていましたが断念。Webカメラに切り替えました。GoProは事前準備が必要です。

電源を確保し、機材を設置。配信を開始すると、講師用パソコンで見ているStreamYardでのライブ配信動画と、実際にYoutubeに流れているライブ配信動画、時間差が大きい。なんと20秒ほど遅延してYoutubeライブに流れるではありませんか!
配信直前に、その20秒が待ちきれずにカメラの前に立ってしまい私の姿がライブ配信されてしまいました。。。(それもカメラをのぞき込んでいる、すっとぼけた顔のドアップです)

もちろん、後でYoutube Studioで編集しカットしました。

研修が始まって5分が経過したころ、今度は講師の映像を映しているパソコンに異変が!StreamYardの画像が途切れてしまい講師側の配信がストップ!通信環境が悪くなり映像が途切れてしまいました
講師撮影用パソコンを調べてみると、予備用AndroidスマホのテザリングにWiFiが繋がっていました。Androidスマホは処理が遅いためなのか、接続がプツプツ切れてしまいます。iPhone側のテザリングは接続は安定しています。
急遽、WiFiをiPhone側に切り替えて対応しました。

研修が始まって10分が経過したころです。また、StreamYardの画像が途切れてしまい講師側の配信がストップ。WiFiを調べると再度Android側に繋がっている。AndroidのテザリングをOFFにしなかったためか、勝手にWiFiが切り替わっていました。iPhone側につなぎなおして処理しました。
余計な電波は消しておきましょう

様々なトラブルを乗り越えて、一時間半の研修会ライブ配信は終了しました。

次回に向けての改善点

事前準備が足りなかったのもあり、さまざまなトラブルが起きました。

・電源ケーブルが短く電源が確保できない電源問題
→可能であればドラム式の延長ケーブルを持参する

・GoProが当日セッティングになってしまい使えなかった準備不足
→当日「初めて」使い機材がないようにしましょう

・WiFiが途切れてしまうネットトラブル
→ポケットWiFiが最も安定していた。会場のWiFiも遅い場合があるので、可能であればポケットWiFiを準備する

次回は解決できそうな問題ばかりでしたね。

また、スライドと講師のような画面構成だと、「OBS Studio」などを用いてもよかったと思います。一つの被写体を複数カメラでビューポイントを切り替えて行うなら「ビデオスイッチャ」などもあると良いですね。
勉強すること、たくさん見つかりました。ワクワクしますね。

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