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あの頃が届きました#3 松本照夫さん

9月27日水曜日、ニコ生と、Fresh! by AbemaTV 同時配信でお届けするトーク番組です。

今回のゲストは、ドラマーの松本照夫さん。1972年「West Road Blues Band」に参加、B.B.キング他、数々の本場ブルースメンと共演。ブルースを中心とした音楽業界で活躍してきたベテランミュージシャン。現在は「金子マリpresents 5th element will」と「BACABACCA」に参加。並行して自身のグループ「WET LIPS」を結成し活動中。

実は中学生の頃は野球少年で、女の子にモテたいためにバンドを初めた。「ギターを弾きたかったけど、ジャンケンして負けて、お前ドラムやれっていわれて」というのが、ドラマーへの第一歩だったというお話も披露してくださいました。

心に残る「あの頃WORDS」 その3

◆「まあ、それほどでも~」=これは、照夫さんの口癖。謙遜して仰ってるのかと思いきや「それ、ギャグ!」。正しい使い方としては、以下のように使ううのだとか。

例)インタビュアーが、まりいちゃんに
「まりいちゃんて、美人で歌もうまい上に司会っぷりもすばらしいですね」
とほめてるときに、横からばあやのたまこが
「まあ、それほどでも~」とあたかも、ばあやが褒められて嬉しいが謙遜してる風にボケで使う(だが、真意はツッコミらしい!・・・上級ですね)

ポイントとして、おトボけ風にいう。なんか、ヒートアップしすぎたときとか、しらけそうなときとか、場の空気を読んでぼそっというと効果的かも。
もちろん、照夫さんのような、キャラクターでないと、はまらないかもですが。なんか、ばあやははまりそうです。

◆「なんでもありですから」=照夫さんは「基本、自分はなんでも屋なんで」と仰る。確かに器用にこなす。ドラムはもちろん、ヴォーカルも。最近はウクレレも。作詞・作曲もするシンガーソングライターでもある。いくつかのバンドで活躍し、さまざまな色合いを出す。「音楽は、形ではないからね。ジャンルとかあるけど、つきつめていえば、自分の五感で感じるもの」。五感で感じるものはすべて受け容れて、自分の中で表現していくしなやかな感性。「すごいことを何でもないように・・・」というさらっとしたスタイルが魅力。しかし、ここまで極めるのもキャリアがあってのこと。
「なんでも屋がいいわけではない、文化の継承には、ひとつのことを極めていく姿勢も大事」と。つまり正しくは、なんでも受け容れながら、感性を磨いて深めていけば、その道で大成することに繋がっていく、ということでしょうか。

◆「もったいないことはしない」=何でも受け容れることは、無駄にしないということ。どんな小さなことでも、どこか、何かに役立て自分の栄養にする。だからこういう言葉も出てくる。余談だけど、『もったいないばあさん音頭』というちびっこソングでドラムを叩いているのはなんと、松本照夫さんでした!

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「りこ饅頭(おすすめ情報)」のコーナーでは、ラテンシンガーのYuqui-lah(ユキーラ)さんも登場。逆に幼い頃から音楽の楽しさに目覚めて、ピアノを習い、作曲も初め、たどり着いたのがラテンの世界。同じ踊る音楽「河内音頭」の名手でもあります! ユキーラさんの生き方も、改めてまたじっくり伺いたいです!


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