私ね、

私ね、きっと信じる勇気がなかったんだ。

今まで、咲和のことをたくさん支えてくれた大切な人たちと離れてわかったこと。
その人たちのことが大好きで大好きで、とっても大切なのは変わらないんだ、ずっと。

でもマレーシアに来て、物理的に距離ができた。
大変なことがあったとき、ちゃんと自分から「助けて」ってようやく言えるようになったのに、画面越しのテキストには余白が大きすぎて、私の頭の中は文字ひとつひとつを読み取ることで精一杯で、怖くて、

「大丈夫」ってかけてくれる言葉に温度を感じられないことにさらに寂しくなって、

どんな言葉をかけられても、信じることができなかった。
信じようとしなかった。

私ね、やっぱり、人に触れるのが好きなんだと思う。
言葉よりも、寄り添ってくれる手から感じるぬくもりに、安心するんだなって、みんなと離れて気づきました。

私ね、みんなに会いたいよ。

まだまだ未熟で無知な若者だけれど、そんな私でもできること、私にしかできないことがあると信じて前に進み続けます。よろしければ応援お願いします。