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Mr. CHEESECAKEを大人誕生日ケーキにアレンジした話

大好きすぎるパートナーのお誕生日祝いに、Mr. CHEESECAKEを用意しました。ミスチといえば、わたしの脳内ランキングで、”大切な人に贈りたいスイーツ部門”堂々の第一位です。

今回は付き合って初めてのお誕生日だったので、今まで一緒に祝福できなかった分もまとめてお祝いできるような特別な演出がしたいと思い、いろいろと下準備をしました。

デコレーションのメインはキャンドルと花火

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じゃーん。小物はすべてネット通販で購入したものです。

中央には大きなナンバーキャンドルを鎮座させました。ミスチが持つシンプルな美しさを崩さないよう、艶なしのゴールドのものに。お皿にしたカッティングボードとも相性よきです。

大人になってからのお祝いは、少し恥ずかしく感じるひともいるかもしれませんが、わたしは、年齢はパートナーがこれまで積み重ねてきたことのすべてだと思っているので、今回は堂々とお祝いしてみることにしました。はじめて一緒に過ごす誕生日を、絵として覚えておいて欲しいなと思ったということもあります。

選ぶのがいちばん難しかったのがケーキピック。大人の男性でも恥ずかしく感じない雰囲気のものがいいなと思い、メッセージが小さめのものにしました。グリーンの装飾も元からついていて、ナチュラルテイストが好きな彼にぴったりだなと感じました。

そして、特別感を出すために大役を果たしてくれたのがケーキ用花火です。ありとあらゆる通販サイトで探しまくり、ようやく、飲食店などで使われている小さな花火を見つけました。息で吹き消すことはできませんが、やっぱりあると華やかです。

点火するため、主役にわざわざ席を外してもらうなど…

準備は結構大掛かり。夕食後に彼にすこし席を外してもらい、リビングで組み立てました。

途中で、キャンドルに火をつけようとしてシャンパングラスを倒すというポンコツっ振りを発揮してしまったのですが、サーっと掃除してリカバリー。準備するときは周りを片付けてからにしましょう……。

点火が終わり彼を呼んだら、パチパチはじける花火をみて「すごーい!」と大喜び。ロウソクを吹き消してもらってから、再び火をつけて、写真撮影タイムにしました。

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手前に写り込んでいるのは、結婚祝いに頂いたモエシャンです。

ミスチにまつわる、私と彼の思い出。そして、心がちいかわになったできごと

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ミスチには実は2人の思い出があって…。

付き合ってすぐの頃、ミスチがセブンイレブンコラボのアイスを発売。わたしがちょっとした世間話のつもりで「あのアイスが食べてみたいんだけど、すごい人気で、まだ買えてないんだよね」と話したら、後日、彼が「近所のコンビニでみつけたから買っておいたよ」と連絡をくれたことがありました。

一緒にいないときも私のことを考えてくれて、なんて優しいひとなんだろうと、その時強く感じたことをよく覚えています。

さて、今回のお味は、6月の限定フレーバーとして発売されたロイヤルジャスミン。滑らかな舌触りはそのままに、ジャスミンと桃が香る、爽やかなお味でした。

片付け時、
「ケーキ屋さん、45歳のロウソクもらうとき、さすがにびっくりしてなかった?」
と彼が。

反射的に
「そんなことないよ〜」
と返したものの、心の中を占めていたのは

もしかして…
あんなに探したキャンドルやピックを、
ケーキ屋さんがくれたおまけだと思ってる……ってコト?!
しかも、ミスチのこと実はよく知らないって
……ってコト?!
という、ちいかわのような驚きでした。

※親切な方から、「それはハチワレ構文だよ」と教えていただきました。

さりげなく、
「あのね、ミスチは店舗を持たないブランドでね、今回のフレーバーは6月の特定の2日間にしか発売されなかった限定商品で……」
などと、そのレアさをくどくどと説明。

すると、
「え、普通の味もあるんだ。そっちも食べてみたーい」
と。

えっもしかして…
曜日限定発売だって伝わってない……ってコト?!
1本5000円近くだって知らない……ってコト?!
と、心の中に再びちいかわ、もといハチワレが登場。

とはいえ、ミスチを食べたいのはわたしも一緒なので
「じゃあ、ワクチンを打ち終わって、ご両親に会いに行くとき、お土産で持っていこうね」
という約束にしました。きっと彼はいまも、ミスチの本当の価値を知りません。

でもいいのだ、きっと今日が彼にとっての、人生最高のチーズケーキの思い出になってくれたから。「誰かが決めた世界一」じゃなく、彼の中での「人生最高」になってくれたから。

いつか今日の思い出を忘れてしまっても

コンビニのアイスを買ってくれていたあの日は、自分にとっては大事な思い出だったけど、相手にとっては忘れてしまうようなことだったのかな……と、思い出を共有する難しさを感じた日でした。

きっとお誕生日の思い出も、わたしがやり切った感を得ているだけで、彼にとっては、すぐに忘れてしまうことなのかもしれません。

それでも、45歳のお誕生日という個人的な1日を、一緒にお祝いできたということ事実は変わらないので、きっといいのかな……。

はやくみんなでミスチを食べられる日が来ますように。

明日はデートなので、今日は早く寝ます。

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