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私の人生を変えてくれたのは「今までの私なら絶対手に取らない本」

私がハンドメイドを始めたことには、「本」が大きく関わっています。

もともと読書が大好きだったのですが、2018年から読む本の傾向が大きく変わりました。

それまでは推理小説や心理学関係の本などを好んで読んでいましたが、ふらりと立ち寄った本屋で見つけた「普段の自分なら絶対に手に取らない本」。

この1冊が、私の人生を大きく変えてくれました。

今回はその本と、その本の著者が書いた私の愛読書をご紹介します。


私の人生を変えた「私史上最もあり得ないタイトル」の本

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その本とは、ワークライフスタイリストの宮本佳実さんの『お金ドバーッ♡思考 可愛いお金持ち養成講座』。

本屋で見つけた時、二度見しました。

ピンクの表紙、語尾に「♡」、「可愛い」と「お金持ち」の言葉の組み合わせに「なにこれ…」とかなり怪しい気持ちでいっぱい。

しかしなぜか、どうしても心が惹かれて、手に取るのも恥ずかしいと感じたその本を恐る恐る手に取ったんです。

帯には淡いピンクの服に、茶髪でゆるい巻き髪の筆者の写真。

それと「お金は『幸せと交換できるチケット』です。」と書いてありました。

怪しむ気持ちは全く消えませんでしたが、それを上回る「何か」に突き動かされ、羞恥心を抱きながらも立ち読みを始めました。


「私の価値観が180度変わる」という確信

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その頃の私は自分の人生を見直す時期に居て、色々な本を読んでいました。

「もっと生きやすくなる方法は無いか」と探していたんです。

そんな時に『可愛いお金持ち養成講座』を見つけ、冒頭を読んだ私は、「我慢せず、無理せず、今の自分のままで生きていいし、活躍することだってできる」というメッセージを受け取りました。

それは私にとって、月並みな表現ですが「雷に打たれたような衝撃」という感覚。

「私の好きな生き方はこっちだ!」という強い感情に突き動かされ、相変わらず恥ずかしさを抱えながら本をレジに持っていきました。

これが、2018年の秋のことです。


『可愛いお金持ち養成講座』から学んだこと①

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やはり一番は、「今の私のままで生きていい」ということ。

本当は、好きなんです。ピンクも、ハートも。

でも「私はそんなキャラじゃない…」という思いが邪魔をして、「ピンクの物なんて持てない」「ハートモチーフなんて身に着けられない」ってずっと思っていました。

今は、どちらも持っています。

自分にその「許可」を出せるようになったんです。

佳実さんの本を読んだことがきっかけで「好きなものを好きと言える私」に少しずつ変わっていくことが出来ました。

自分にうそをつくことを止めたことで、生きることが少しずつラクになっていきました。


『可愛いお金持ち養成講座』から学んだこと②

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お金に関しても「お金を稼ぐことは汚くもないし、悪いことでもない」という価値観を知る機会になりました。

私がTwitterなどで時々「お金は気持ちを表現するツール」という旨をツイートしますが、その考え方のベースもこの本にあります。

私はこの本で知ったのですが、1万円札って、原価はたったの22円なんです。

特別な印刷が施された、原価22円の紙。

そこに「1万円」という「価値」が乗っかっています。

最近、もっぱら会計は「キャッシュレス」で行いますよね。

もはやお札すら使わない。

それはお金が「価値」という目に見えないものだから出来ることだな、としみじみ感じています。

なので「お金を払う」という行為は、購入するモノやサービスなどに「価値を感じています」という意思表示。

ちなみに私がしょっちゅう「ありがたいな」と価値を感じるものは、「水道」です。

お風呂の時など、「私がこうやって癒されている間も、この水の為に働いてくれている人が居るんだな…」と感じ、「そりゃお金払うよ!本当にありがとう!」と、ありがたい気持ちになります。

この場合のお金は「感謝の気持ち」です。

そんな風にお金の価値観を変えてくれたのが、この本でした。

他にも「仕事への価値観を変えてくれた本」、「ライフスタイルを変えてくれた本」もありますので、そちらもご紹介させていただきます。


仕事への価値観を変えてくれた本:『可愛いままで年収1000万円』

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『可愛いお金持ち養成講座』と並んで本屋に置いてあった本が、こちら。

こちらのタイトルも衝撃的ですが、読んでいると「私にも何かできそう!」というやる気を分けてもらえる一冊です。

著者の宮本佳実さんは「好きなことを好きな時に好きな場所で好きなだけ♡」をコンセプトにワークライフスタイリストを創設した後、現在は作家として活動なさっています。

表紙に「ゆるふわ」と書いてありますが、「ラクに出来る」とか、「簡単であっという間」とか、そういうことでは全くありません。

この本は私に「好きなことを仕事にするには、どれだけ沢山行動できるかが鍵」ということを教えてくれました。

自分らしい働き方・ライフスタイル(=ワークライフスタイル)を作り上げる為には、沢山行動して、その中から「この方法が私らしい」というもの見つけていく作業が必要になってきます。

だから私は日々、私らしいワークライフスタイルを見つけるために何度も挑戦し、その都度「新しい情報」を手に入れているんです。

情報が無いと私らしい選択をしていけないので、沢山行動すればするほど、自分らしい人生をつくっていくスピードはアップしていくと思っています。


ライフスタイルを変えてくれた本:『WORK LIFE STYLE BOOK』

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「自分がどんな生活をしたいのか」をイメージする時によく見る一冊です。

例えば「人気ハンドメイド作家になりたい!」という理想があったとして、「それが叶った私は、どんな生活をしているだろう?」と妄想します。

そして「理想のハンドメイド作家」として毎日を生きるだけで、取る行動も、考え方も、少しずつ変えていくことが出来るんです。

嘘のような、本当の話。

私の場合はその「理想が叶った私」についての設定を名刺サイズのカードに書いて、いつでも見られる場所に置いておくようにしています。

内容は恥ずかしいので伏せさせていただきますが、著者である佳実さんも作家として活躍なさる前は「理想の作家」になりきることを実践していたと、これまでの著作の中で語ってらっしゃいます。

自分の理想について具体的に考え、それを自分に落とし込むように生活することも、理想を叶えるためには重要だと感じています。


本が私の「人生」を変えてくれた

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私はもともと、行動力のあるタイプではありませんでした。

1年半くらい前までは、行動するのが怖くて、石橋を見ただけで「私には渡れっこない」と諦めてしまうような人。

そんな私が今のように沢山行動し、挑戦できるようになったのは、今回紹介した宮本佳実さんの本に出会えたからです。

私の変わりっぷりは、知人から「出会った頃と別人みたい。どんどん変わっていくsarariちゃんを見ていくのが楽しい!」と言われたり、長年一緒にいたパートナーにも「本当に変わったよね。毎日生き生きしてて、すごくいいと思う」と言われた程。

どんな時だって人生は自分の力で作り変えていけるということを、この変化から学ばせてもらいました。

誰かにやってもらうのではなく、いつだって自分で望む方向に変わっていけるんです。

ちょっとした毒親の元で育ち、集団になじめず苦しい学生生活を送り、ブラック企業に勤め、うつ病になり、人生を終える決断すらしかけた私でも、今は毎日笑顔で生きています。

「人生を生き直したい」という気持ちを捨てなかった私を、私は誇りに思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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