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「うまくいかない私」を許す方法

「物語のある天然石のお守りアクセサリー」をお届けしております、作家のsarariです。

「うまくいかない」

ハンドメイド作家をはじめた頃、特にそう感じることばかりでした。

写真はうまく撮れないし、作品づくりをしていても、Tピンをうまく扱えなくて四苦八苦したし、ネットショップの運営なんてどうしたらいいのかサッパリ分からなかったし。

毎日、毎日、「どうして思ったようにいかないの」と悩んでいた。

それはきっと、「うまくいかない私」を許せなかったから。

自覚は無かったけれど、私に、完璧主義なところがあったからでしょう。


「もっともっと、ストイックになるべき」?

「私は自分に甘いと思っている人ほど自分に厳しく、完璧主義だ」という話を聞いたことがあります。

私はいつも、自分に甘いと思っています。

「もっとストイックにやらなきゃいけない」「もっともっと、毎日がんばらないといけない」…、ハンドメイドをはじめたばかりの頃、特にそう思っていた。

だから、苦しかったのかもしれません。


自分を苦しめ、前に進めなくする「鎖」

今も「うまくいかない」と思うことは、あります。

でもハンドメイドをはじめたばかりの頃と違うのは、「ま、いっか」と言えるようになったこと。

うまくいかない状況に、執着しなくなったことです。

かつては執着して、うまくいかないことを力づくで、一生懸命、必死になって、どうにか変えようとしていた。

「この状況を変えることができなければ、私は進めない」
「これができなくちゃ、私はハンドメイド作家として活躍することができない」

ずっとそう考えていました。

でもそれは、自分を自分で苦しめて、むしろ前に進めなくする、「鎖」のようなものだった。

「こうでなくちゃいけない」

私の中にはそんな強い思い込みの鎖、自分を縛り付ける鎖があって、それはとても重かった。

「ハンドメイド作家ならば、こうしなくちゃいけない」

そういう思い込みが私には沢山あったし、それが「正解」で、それをクリアできた人が「うまくいく人」なんだって思っていた。

例えばビジネス的に考えるとか、ブログを書く時はペルソナを設定するとか。

正直、私はどちらも、どう頑張ってもできなかった。

だから思い切って、鎖を手放しました。

そして、こう考えるようにしたんです。


「それよりも」が、今の私のキーワード

うまくいかない時。

今までは「どうしてもこれをクリアしなくちゃいけない。頑張らなくちゃ」と考えていたけれど、今は、「そりよりも」って考えるようになりました。

「それよりも、私が『楽しい』と思えることをしよう」
「それよりも、私がワクワクすることに『挑戦しよう』」

「それよりも」が、今の私のキーワード。

どんどん新しいことをして、どんどん行動して、たくさんの発信をして。

「どれかひとつがうまくいったら、ラッキー!」という、軽い感覚で居るんです。

例えば最近は、ライブ配信アプリ「REALITY」で、作業に集中して取り組むために「無言で配信する」ということに挑戦しはじめました。

本当はハンドメイド作家さんに来てほしい配信ですが、外国の方が来たり(おかげで、英語を勉強する決心がつきました)、学生さんが来たり…、今の所、仲良くさせていただいている作家さん以外で、ハンドメイド作家さんが来てくださったことがありません。

でも今日も、私は配信を続けています。

理由は「私が、やりたいから」。

うまくいったら嬉しいけれど、うまくいかなくても、新しい出会いがある配信なので、これはこのまま、続けていきたいと思っています。


「『私』がうまくいく方法を探そう」

「『私』がうまくいく方法を探そう」

そう考えるようになったことで、私は「うまくいかない私」を許せるようになりました。

うまくいかなくても、そのことでずるずると悩み続けなくなりました。

悩む時間を、行動する時間、次の一手を考える時間に使えるようになりました。

時は金なり。

悩むより、「次」を考える方が私には合っていた。

だから今日も、「次」を考えながら進みます。

「楽しい」と「ワクワク」を基準に、新しい「次」を、探します。

私の活動に関心を寄せていただき、ありがとうございます◎サポートでお寄せいただいたお金は、作家活動費として活用させていただきます。