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【夫くんの居ない一ヶ月のこと】10月3日㈪ 「日記」と「ブログ」の違い

夫くんの1ヶ月研修も、いよいよ最終週の朝を迎えました。

今週はこれまでの3週間とは異なる、最後のまとめのような期間になると聞いています。


「野菜が食べたい」

月曜日から研修施設に泊まり込みで研修を受け、金曜日の夜に帰ってくる。

そうすると彼は「野菜が食べたい」と毎週言っています。

研修先では朝食だけは無料で食べられ、昼食、夕食は有料となるため、外食したり、コンビニで買ってきたり、持参したレトルトの牛丼やカレーを食べたりして過ごしているそう。

そういう生活をだいたい1週間していると身体が野菜を求め始めるらしく、金曜日には「野菜が食べたい」という状態になるそうなのです。

だから先週の金曜日は、ポトフにしました。

お肉は鶏肉にしようと思っていたのですが、魚肉ソーセージもあったので「どっちがいい?」と聞くと、「昨日は焼鳥を食べたから、魚肉ソーセージが良い」という答えが。

自分で聞いておきながら、ちょっと戸惑いました。

魚肉ソーセージは焼いたり、そのままで食べたりすることはあったけれど、煮たことなんて一度もなかったから。

それに彼は、普段食べないようなものが苦手なのです。

しかし研修先での肉中心の生活、野菜不足、魚不足が重なって、「魚肉ソーセージのポトフ」という献立に決まりました。

ポトフの具は、キャベツ、じゃがいも、カボチャ、玉ねぎ、そして魚肉ソーセージ。

それから雑穀入りのごはんと、もう一品、野菜で小鉢も作りました。

「ちょっと多いかな」という量のポトフができあがったのですが、よほど野菜を求めていたのか、夫くんはぺろりと完食。

ポトフに入れた魚肉ソーセージはお出汁が出て、少しもっちりしていて、どこかはんぺんのようなふわふわ食感。

「全然アリじゃないか…」と感動しながら、私もぺろりと完食したのでした。

土曜日はジャガイモのニョッキ、昨日は豚丼に大根とキノコの味噌汁、キャベツの浅漬けと豆腐と小松菜の炒め物の小鉢。

「来週からまた野菜不足になるから、とにかく野菜を!」と思って、あれやこれや、野菜メニューで献立を構成し、食べてもらいました。

本当はマルチビタミンのサプリも飲んでみて欲しかったけれど、押し付けるのは良くないし、と思って「一回試してみるのはどう?」と声を掛ける程度に。

夫くんも興味はありそうだったものの、結局飲むのを忘れたまま、最後の研修週間へと出発したのでした。


「日記」と「ブログ」の違い

もう、月曜日。

夫くんが夫くんが金曜日の夜になって帰ってきたら、この半ひとり暮らし生活も終了します。

だから、この記事を書くのも、あと5日。

毎日夫くんの研修がすべて終わってから更新するための記事を書いて、それから今日のぶんの記事を書くという生活も、もうすぐ終わろうとしています。

なにげない日常の話を日記として書き残す日々は、不思議な気持ちでした。

「誰かに読んでもらうためには、ブログは日記になってはいけない」

SNS講座に通っていた時、そう教わっていたからです。

「今日は〇〇をしました」で終わってはいけない。

必ず何か学びや気付きなどをシェアしたり伝えたりする記事を書くことが、読んでもらえるブログの鉄則。

そんな風に教えていただいたから「日々の記録としてのブログ」を書くことは久しぶりで、なんとなく違和感もありました。

それももうすぐ終わって、また、私なりに学びや気付きをシェアするブログに戻ります。

もしかしたらこの記事といつもの記事に、違いは感じられないかもしれません。

でも私の中では確実に違っていて、あと5日間で終わるこの記事は「日記」で、いつもの記事は「ブログ」です。

「日々の記録として残す記事なのか」
「読んでもらいたい記事なのか」

そういう視点の違いを感じながら書いてきた3週間。

私にとっては改めてブログを見つめ直す期間にもなったように感じています。

日記として書くブログも、残り5日。

最後まで楽しんで書いて、書き終えたその日から、タイムカプセルを開けるようにひとつひとつ更新していきたいと思います。


2022年10月3日(月)11:39

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