それはちょっと違うような気がすると思った言葉。

こんにちは。

最近は天気を予報してもらわなくても結構ですと言いたくなるくらいに雨続き。蒸し暑くてエアコンをつけていないと過ごせません。エアコンで低体温症になったり、蒸し暑さで熱中症のようになったりもするそうなので、体調管理が難しいですね。

韓国留学に渡ったのが昨年の8月末で、行って早々湿度の高さにやられたことを思い出します。蒸し暑くて汗をかいても湿度が高すぎて汗が引かないことが原因でした。皆様もお身体にはどうぞお気をつけください。

さてさて。

今日は働いていてちょっと引っかかった言葉についてです。私は現在室内のプレイランドのようなところで働いていて、お子様や保護者の方と毎日触れ合う日々です。子供さんたちはとても可愛くて（私は特に1〜3歳くらいまでの子が可愛くてたまりません。天使みたい。）、仕事ながらも癒されることも多いです。

そこでは衝突事故や転倒事故などの発生を防ぐため、子供さんが室内を走らないようにお声かけしていただくよう保護者さんにお願いしています。（まあ子供は走りますけどね…広いし楽しいと走りますよね…）

走らないでねとスタッフも声をかけてはいますが、スタッフの視界から外れればまたすぐに走ります。ずる賢さは割と幼少期に身につくのだなと最近は感心さえしています（笑）基本は保護者が見守りと言うのが原則の場所なので（スタッフも保育士免許があるわけではないので）どちらかと言えば、子供よりも保護者さんに向けて言っているようなところもあります。

まぁ、それはさておき。

私が気になったのはあるお父さんの言葉でした。

『お姉さん達に怒られなかった？』

と帰り際子供に聞いていました。私はその言葉を聞いて、なんだかとても不思議に思いました。違和感というのか。それはちょっと違うんじゃない？と。

店内を走らなかったかということについてお父さんは聞いていたようなのですが、怒られなかった？と子供に聞くのはどうなんだろう。なんか質問の趣旨が変わってくるような気がする。と、頭の中がもやもや。

”私たちに怒られなかった＝ルールを守って過ごした”

という認識で話していることは理解ができます。ですがちゃんと約束事を守った？と尋ねるのと、怒られなかった？と尋ねるのは子供の受け取り方も少々変わってくるのではないでしょうか。

自分の頭に浮かんだもやもやを言葉にするのが難しいです。怒られなかったのは良いことかもしれないけれど、こちらも別に怒っているわけではないし、そもそもルールをきちんと守っていれば基本的に何も声はかけません。怒られなければいいのか？見つからなければいいのか？それこそ初めのずる賢さみたいな感情がその質問からは湧いてこないのだろうか。とぐるぐるします。

私は結婚も出産も子育てもしていないので、あれこれ口を出すのも申し訳ない気持ちがあるのですが、あのお父さんの言葉は単純に疑問でした。怒られなかったことを良しとしているのが、自分の中で何となく腑に落ちないのかなと思います。

考えてみると、大人の世界では（大人というか自我がある程度発達した段階では）「怒られなかった？」と尋ねることはそもそも無いですよね。あるにしても、常識的なことや間違っていないことをした場合には聞きません。少し悪いことだったり後ろめたいことをしたときに使われるような気がします。例えば、学校に遅刻したとか会社でミスをしたとかで、友達や同僚に「（先生や上司に）怒られなかった？」と聞くような場合です。

それに繋がるものを感じたのかもしれません。「怒られなかった？」という言葉の裏に「怒られなかったらルールを破っても良い」という考えが張り付いているように私には感じてしまったんです。もちろんこれは私の勝手な想像・妄想なので、あのお父さんとお子さんがそのような考えでは無いと思いますが。

結局今回も解決しない記事になりました。ふと疑問が浮かんで、これは言葉にして自分の思考を整理しておかねばと思った次第です。読みづらくてすみません。

子育てって本当に大変だと思います。想像できないほどの苦悩や葛藤が保護者の方々にはあるだろうと、日々色々な家族を見ながら思っています。褒めるにしても怒るにしても声をかけるにしても、きっと色んな選択肢の中からその方々にとっての最善を選んでいるだろうし、それを考える余裕すらないくらいに大変な方もいらっしゃるかもしれません。子育てをされている方、されていた方達を本当に尊敬します。

これから先も子供達の笑顔が、お母さん・お父さん達の笑顔が続いていくといいなと陰ながら思っています。

今日はこの辺で！

Thanks to  take_kuroki様