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ハッとしてグッとなってふぁ~

日々なにげなくすごしているけれど、「ピーマンって、こんなんやったっけ!?」、「栗かぼちゃって、こんな栗のコリコリ感、かぼちゃのしっとり感ええとこ取りのほくほくした触感の方だった!?」…。「しらんしらん!こんなんしらん!?」だらけの日々…。

森では栗がポスっ…音を立てて落ちていて。ふたつ頂いて帰りました。栗ご飯になりましたとさ。

みなさん粒立ってらっしゃるっ

栗のピークこそすぎているものの圧倒的に採られる数が少なすぎて、土で朽ちていく…それも、土の肥やしとなる…。果ててもなお、惜しみない…。
静けさの中、風とともに散り、はらはらと舞う木の葉たち。
湧き水を汲んでいると蜂がきたり、蜻蛉がやって来たり、全身バッサッと広げて全開の虫が飛んでいたり、てんとう虫がやって来たり…。
自然の生き物、ただ、そこにいる。
それだけで、ハッとする。
その動き、営みが、愛おしい。とてつもなく。
それぞれの動き
そのうつくしさ
自然のリズム
生み出される揺らぎやうねり…
みんなみんな、ダンスしている♪

今朝、金木犀シロップと熟した柿、シークワーサーでジャムにした。ところがそのままでは、柿のゼリー状のところと繊維質のところの舌触りがなんだか身震いする心地悪さを感じたので、フードプロセッサーで攪拌してから濾した。そんなこと、感じても「フードプロセッサー出すのも洗うのも面倒くさい!」が勝っていたけれど、じぶんの心地よさ、行き先を決めて行動すると、なんとも言えないきもちになりました。金木犀の香りの持続、柿とシロップの甘さとともに柑橘の香りが立った。ナニコレ!?なんやの!?この立体感!?
面白い、おもしろすぎる…。

台所のみならず、植物を眺めていても幾度となくトライアンドエラーを繰り返しているディル、ラディッシュは種が土に蒔かれ、土の布団の中でそれぞれ時をすごし、それぞれ「おはよう」と芽を出している。
フェンネル、ゼラニウム、トゥルシーは、触れるか触れないかくらいの触れ合いで、香り放たれる。
スウィートグラス、マロウ、ヒソップ、レモンバーベナは、時々湯船に鉢ごと水に浸かると、存分に吸い上げてハリッハリしている。
カモミールは、水加減と日当たり、日照時間が繊細なきがしている。
その植物たちの、すっくと佇む立ち姿を眺めるたびに、たとえ、朽ちてもその最期の最期まで、ハッとする。なんとも言えないきもちになる。

毎瞬間、その発見、出会い、触れ合い…。

満ち満ちている⚪



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