見出し画像

ぱちぱちぱちぱち…

今朝目覚めて、窓を全て開けて風を通した。蝉たちが鳴いている。
植物たちを感じると、バジルが今頃からはりはり、げんきそうで。こぼれ種からも、何か生えてきている。コンポストから芽が出た苗はすくすく上に上に向かって成長している。
最近の楽しみは、蝶の幼虫の様子をみることです。が・・。しかし・・・。なんということでしょう…。あおむしが、どこを探してもいません!「ねぇ、あおむしは!どこ!」お空に聴いても、風に聴いても、そのときのわたしには耳に入りません!色んな姿を魅せてくれることが、たのしくて、嬉しかった日々…。「ともに成長して、生きていくなかまやったやん…!ガッチリ肩組んでたやん、わたしたち…。」と突如居なくなったあおむしにこんなふうに感じていただなんて…。想像以上に、悲しかったようです…。生き物の餌になってしまったのでしょうか。むっちむち、ぷくぷくしてましたから。自然のいとなみとは、ときに厳しさも感じられます。
日々行っている包丁研いで、床拭き掃除を済ませて、コップ一杯の水を頂いて、裏の原っぱを歩くことにしました。外の空気を感じたかったのもあります。

ムンと肌にぺったり湿り帯びた風。蜻蛉が横切って飛んで行った。原っぱを歩く度に、草からぴょんぴょん、バッタたちが飛ぶ。蜂さんも、葉っぱで休んでいた。「みんな、おじゃましまーす」と声をかけながら歩いていたら、そういえば、前に二匹ほど、蝶の幼虫に驚いて原っぱに放ったことがあることを思い出して、あたりを見渡してみました。けれども、居なかった…。・・・スン。
寝室、自分の部屋を整理したくなって、できる限り片付けをしました。

鉢植えのバジル、長葱、生姜スライス、しめじ、あわび茸、粒黒胡椒を入れて出汁をとる。ひと煮立ちしたら、鶏の手羽先、酒、塩を入れて炊いたら、キャベツのざく切りを入れ、全体がしっとり馴染んだら、ナンプラー、白たまり、塩麹、なんとなく塩をひとつまみ入れた、鶏スープ。

白米、千切り生姜、舞茸、酒、白たまり、塩、太白ごま油少し垂らしてご飯を炊く準備をしておきました。

ショパン「雨だれ」をピアノで弾いてみました。ひとしきり、何かを奮い起こすように勢いに任せて動いた後、静けさと呼吸やきもちの落ち着きがありました。

そして、いよいよ「頂いた手紙など、どう選択したらいいかわからない時はとりあえずここ」の箱が、無性に整理したくなったので、そのとき、できるかぎり勢いに任せて片付けました。

今、ここで、最大限、最優先したいことを、してあげられて、また、あたらしい風が吹いています。


お読みいただき、ありがとうございます。 とても励みになります! みなさまから頂いたエネルギーを巡らせていけるよう、精進してまいります!