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小説・独り言の下書きをまとめただけ

下書き大掃除。します。

【企画元】

下書きに入れたということは、何らかの理由があって表に出すのを一度やめたということなんだけど、いっそそれをいっぱい集めてしまえば、その何らかの理由すらも吹っ飛びそうな気がしたのです。木を隠すなら森の中スタイル。

そんな下書き、小説(小ネタ)部門と、独り言部門にわけました。なかなか小説として発展しなかったものや、独り言だけど発信せず隠してしまったものなどをざざーーっと置いときます。

小説(小ネタ)部門


【投票制喪失世界】
一定数以上ボタンを押されると世界から消えてしまう。ボタンを押されると下層世界(仮想世界)にいき、そこでまたボタンを押して人間をこしていく。不純物を減らすのだ。
嫌なやつはそこそこいるし、無神経なやつも多い。何故バイト先の店長が今日も喪失していないのか、私にはさっぱりわからない。今いる世界もボタンによってこされた世界。一番下に何があるのか、私はさっぱりわからない。去年、弟が消えた。

【難病に負けず生きていたら神になった】
生きてしまった。1年以内に99%死に至る病です、と言われて10年がたってしまい、生きる神だ、と言われて勝手に宗教の長にされかけている。

【可愛い子への嫉妬と悟り】
マミ子の、人は誰かがいてくれないとさみしい、という言い方が嫌だ。人がさみしくなるのは当然で、一緒に人がいないほうが悪いの、と正当化する。さみしいっていうのは、孤独感に耐え切れなくて精神異常になる病気なんだよ、と私が言ったら、マミ子はぎょっとして大きな目を見開くに違いない。ばっかみたい。
でも、ばっかみたいに、私はいつもマミ子に何も言えない。マミ子のことを正しいと思ったことはないのに、世間は私よりマミ子の味方な気がしている。マミ子は可愛い子だ。可愛さは、世の正しさに近づく力がある。私のように地味で一度見たら忘れられそうな顔をした女は、いつもマミ子のような女に負けている。でも、私には慣れっこなことでも、マミ子にとっては地にたたきつけられるほどに痛い負けなのだと思う。それでさも、その痛みを持ったマミ子は私より強く、美しくなっていくのかもしれないと思うと、私はやっぱりマミ子へのゆがんだ思いを抑えられない。

【高いマンションから産み落とされる】
家賃、階数、どちらも高いマンションに住んでいるからといって、気持ちが高まるとは限らない。しかも、高まらないくせに落ちやすい気がしてしまう。何がダメって、高いマンションに住んでいることを気持ちが高まる理由になると考え込んでいるその発想自体がダメだ。それでも考えてしまうのは、頼んでもいないのにこの世界に産み落とされて、よくわからない島国の閉鎖的な文化に親しんで二十数年生きてしまった証ともいえる。

【レッテルをはがす女】
この歳になると、実行すると驚かれる行為、というのが存在する。それは万引きや人殺しのような犯罪行為を初めとして、五股するだとか、コスプレするだとか、そういうのも含んだ、多くの行為だ。私という人間を周りの人が勝手にキャラクター化してしまい、冬谷さんはそんなことしないから、とレッテルを貼るのだ。私はこういう人間デス、と言いまわったことなどないのに、あなたはこういう人間ダ、と私の知らぬ間に私が定まってしまう。
私の喋る言葉が周りの人と変わってしまったのは、そういうレッテルへの反発心が生んだ、私の無意識なわがままか何かかもしれない。

【流されたいけど、流されたくない】
手で望遠鏡を作り覗くと、円の中で地平線が空と黒い海を分けている。人差し指を何かを探すように動かして、そのまま海水へと突っ込む。別に探していたのはこれではない。砂を踏む音が耳触りで、指に一滴だけついた海水が皮膚に浸透するのを待った。自分が向かおうとしているのはどこかの誰かも流されたありふれた場所なのかもしれない、と思うと少し気落ちした。流されたがっているくせに、自分本位になるのは何故だろう。

【その他雑文】
・人として欠けているところがある、というが、人には何が備わっていれば正解なのかわかったもんじゃない。

・死の近くから生まれて、死から遠くなって、だんだん死に近づいていくのが人間だ。

・人間は思い出すことができるけど、忘れることもできる。うまく思い出せないくせに何かと忘れられないのが、彼のことだ。私は彼のことが必要以上に好きなのだ。

・正しく生きようとすればするほど、自分がニセモノのような気がしてくる。

・自分の限界を自分で決めるな、と言うが、じゃあ自分の限界は誰が教えてくれるのか、とエチカちゃんが吠えた。

・あなたに殺されない来世で、あなたと出会えばいいや、と思う。

・影響を受ける、受けないは自分で選べないものだけれど選べるようになってしまったらどうするか、という話、自分で自分を苦しめる 苦しめば何かを得られると思っている。


独り言部門


【終わるのに最適なタイミング】
世の中にはそのタイミングで終わるのが正しいものというのが結構あると思う、とチャットモンチーの解散を見て思った。
その終わるタイミングや供給量が適しているかどうかが、アナザーストーリー(とか二次創作とか)を求めるか否かにかかってくる気がするんだよな。自分の頭でもっとこの人たちの別の物語が見たい、と思ったら創作したくなる。ただそれが自分でどうこうすることはできないと悟るときもある。公式を越えられないというのは公式が好きである以上どんなものに対してもそうなんだけど、公式以外の創作をする、もしくは読み漁る気持ちになるかならないかというので結構スタンスわかれると思う。
もちろん世の中には神がかった創作者が多いので、私が出会えていない可能性は否定できないけれど、例えばBBCの「シャーロック」とか。あの二人を、私は画面以外で動かすことが難しい。どんなに別途妄想しようとしてもうまくいかなくて、公式の次の話をどうしても待ってしまう。
後、ちょっと話がずれるけれど、幽遊白書の最終巻って、評価結構わかれるらしい。私はすごく好きで、何故好きなのかを考えると、二次創作でやりたくなるタイプのことを公式がしっかりとやってくれた、という嬉しさがあるのだと思う。企業とかに勤めていると、未来を見ることが必須で、日々成長だあーだこーだっていうのはもはや鉄則みたいなものだし、それを否定するつもりはないけれど、エンターテイメントや作品ってのは終わり方というのも大事なのではないかなと、思います。

【オタクのスイッチ】
先輩の友達が声優にハマりかけたけど、「○○と××って同じ声優さんなんだね」って声優オタクに言った瞬間に「常識だろが!」云々とめちゃくちゃ詰められた話を聞いて、オタクって絶対スイッチ入る瞬間みたいなものを持ってるよなあと強く感じる。
私も、基本的に普段は「そんなことオタク以外は知らねえんだから黙っとけ」と自分の中でできるだけ抑えてるつもりなんだけど、お笑い芸人がテレビにでてるときに「え、懐かしい~」みたいなこと言われると「え?ライブとか毎日出てるけど?」ってクソ煽りそうになるとか、オタクの琴線ってほんとだめだなと思うことがあります。また反対に、自分の知らないものに対する発言は気をつけなくてはいけないなとも思います。

【その他雑文】
・自分を捨ててもいいからその人に染まりたいという恋もあれば、その人を取り込んで自分の世界を広げたいという恋もあるよな

・なりたい女シリーズ
①長澤まさみ(スタイル、顔面、雰囲気、最も遠い存在)
②新垣結衣(批判する部位のない完璧な顔面)
③宇垣アナ(女としてなりたい顔面造形)
④のっち(踊りたい、その足で、惑わしたい)

・PerfumeのTikTokを見ると、自分が抱いていたTikTokへの嫌悪感が全て消え去るのでマジですごいと思う

・音楽の好きなところの一つに、衝動的に聞いた曲が胸の隙間を埋めてくれることがあるというのがあります。要は、自分が激しく求めていたのに、そんな熱望を知ることもなくただ本能で聞いたらいつの間にか浸透するとかそういうやつです。今日はバンプのダイヤモンドがどうやらそれでした。

・恋人できようが結婚しようが子どもできようがそういうのは全ておめでとうございますなんだけど、過去に私にふられた人が「あなたにはふられましたが幸せになりました!」とわざわざ報告してくるのマジで意味がわからないし、勝手に幸せになれバカ
あなたにとって私は昔好きだった女かもしれませんが、私にとってはあなたは何でもないです。勝手に通過点にするなこちとら一通じゃ

・明日死ぬかもしれないのであまり先のことは考えたくないしスケジュール管理大嫌い、でも仕事は仕方ないのでやるってなったらまあまあちゃんとやるぜっていうタイプの真面目系クズなので、真面目な人の中にいると不真面目だし、不真面目な人の中にいると真面目な方という真面目系クズなので、なんというか生きにくい。あまり世の中に合致していない。

・ピカチュウのぬいぐるみを今絶賛輸入中であることが同居人にバレて、「またぬいぐるみ買ったの!?」と言われたんですが「わたしの金だ~!!」と暴れたらわかってもらえました。理解はあるほうです。

・しばらくピカチュウアンチやってたので、名探偵ピカチュウの件で「ピカチュウと和解したんだね」と言われたんですが未だに大谷さんとこの育江さんボイスがピカチュウの鳴き声デフォルトになったことは納得してねえ、なぜなら育江さんはサトシのピカチュウであり私たちのピカチュウではないから、ピカチュウに多様性あれ

・ユニクロGUは安くて優秀だから買うし、それ以は「これはユニクロGUにはない」と考えて買うことが多い。

・歩きたばこってマジで害悪じゃない?歩きたばこしてる人が全員突然人体発火するようになれば平和にならない?

・自分のお腹の音をポケモンの鳴き声で例えるのよくやるんだけど、ジバコイルのときはちょっとテンションあがる。グラエナはまあまあある。今日も「え、今の自分のお腹の音ジバコイルっぽい」って一人で盛り上がってるけど私アラサーなんだよな…と突然の情緒不安定をやってたら夜になってた

・基本的に仕事においては、たまに「話を無駄に引き延ばせる」ことがメリットになるときあるの、めっちゃ不毛

・最近暴飲暴食をするときは、ワンオクの完全感覚Dreamerの語呂で暴飲暴食Dreamerを歌っています。ちなみにワンオクのことは、一時期アルバム聴いたこともありますが、加藤純一のモノマネ以外ではあまり知りません。

・「あちらが私を嫌っているので、お互いのために、あちらとは会わないようにしたい」という話を前、中間の位置にいる人にしたらそれがあちらに伝わり、謎に発狂されたことがあるので正直もうわっかんね~~

・普通に話している最中に「はい、今から私は長澤まさみです」と言うと私が長澤まさみになるので、同居人の喋りが突然ぎこちなくなり「ア…」しか言えなくなるという長澤まさみスイッチごっこをしました

・文章で自分に響くものを読むと、「これは色んな人に読んでほしい!」と思うときもあれば、「これは、私が抱えるものだ!」と誰にも広めず独り占めしたくなるときがあるなと思う。特に、ネットの誰かが書いたようなものだと、もしかすると広めることが最高の賛辞になるのかも、と考えてはいても。

・「あまり関わりたくない人」を表現するときに「苦手な人」と言ったりするけど、逆に「得意な人」と言ってみると、「ノリをあわせることは簡単だけど別に特別仲良くなるわけじゃない人」って感じがある。得意・苦手は人を修飾するのに向いていないのかもしれない

・数年前に「浮いた話ないの?」と聞かれて、「最近金縛りにあって…そのまま幽体が離脱したんだよね。ちょっとだけ浮いた」と答えて友人を呆れさせたことがある

・私はこんな好き勝手やれんのも後数年だなと思ってるから好き勝手やってるところあるけど、お笑いライブとか実況者とか見てると何歳になっても好き勝手やってる人はいっぱいいてそれはそれで素晴らしいななどと考える。しかしもう遅いとは思うけどイタイ老害にはできるだけなりたくないという気持ちもある、何よりできるだけ人に迷惑はかけたくない

・ネットフリックスの通知、下の名前で呼んでくるのでいつもビクっとする。馴れ馴れしいわ

・自分の脳内に、絶対的に男の人の方が女の人より面白いという凝り固まった意識があるため、面白い女の人を見るとすごいいいなって思うし、逆に男の人には必要以上に面白さを求めてしまうのよくない

・あまりにも不調なので、人は運動しないと身体に悪いんだな?と思って運動をちょっとしてみるんですけど、軽くストレッチしただけでさらに体調悪くなるんですよ。調べたら、「ストレッチするための筋肉すらない」みたいなこと出てくるんですよ。どうしろってんだ

・面倒なお笑いオタクなので賞レースはいつも胃を痛くしてみているんだけど今年のM-1はむしろ胃薬の作用あった、最高だった、過去一かもしれません、お笑いの本質を思い出させてくれて本当にありがとう

・小説とか文章やら創作しているとき、なんらかの感情が付随していなくてはできない人間なんですけど、前に書いた小説を読んだ人が「怒りと悲しみで書き殴ったような感じがある」と言ったことがあったので、私は多分そういう人間なんだなと勝手に腑に落ちた

・結婚、が本当に二人のためだけのものであるなら、もう少しみんな気軽に結婚するんじゃないかな、と思うときがある。それならでも付き合うだけでもいいのか。付き合うも結婚も勝手な概念なのに、世間体がついてくるからやたら正当化されてしまう。

・(ง •̀_•́)ง← 可愛げのあるイシツブテ

・世の中で過大評価されてると思うものは人によって色々あると思うんだけど個人的にマカロンは外せない

・ハッキリしいや!おばさんをたまに隣におきたくなる。
何に関しても悩んでたら自分ハッキリしいや!!って言うだけのやつ。周りの人にも効果があると良き。

・なんでも批判する人もなんでも賞賛する人もどちらも信じられない

・生理のことを人はいろんな呼び方するけど、個人的には「ジョルノジョバーナ」を推したいがぶん殴られる予感がある

・なんとなく好きな言葉:アベニュー


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なんじゃこりゃ、と思いながら。
下書きに入れていることを忘れているのも多いけど、それでも間違いなく自分の言葉だな、感があって楽しかったです。
また思い出したように発展したらいいですね……(特に小説は)

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