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探しものは見つけにくいものでした・・・50代のやりたいこと

このところ、何をやっていてもしっくりこない。
しっくり・・・というか、「ここじゃない」「これじゃない」感じばかりがぐるぐる。

50を過ぎて、これからは「やりたいことをやる」との思いを常に持っていますが、その「やりたいこと」がなかなか見つかりません。学生時代にやりたかったけれど、あきらめたことや憧れだけで終わっていたものを・・・なんて、本(最近たくさん出てますね)で読みましたが、残念ながら思い当たらず。
 
先日、専門学校の仕事に行ったときのこと。年に数回だけ講師をしていますが、かれこれ25年になります。授業前に講師の先生たちが控えている部屋で、ぐるっと見回しながら「若いよね~」と心の中で。それに聞こえてくる会話が現役感バリバリ(懐かしいな・・・バリバリ)。「細々と仕事を続けています」的な私がここにいるのは、場違いなんじゃないの?と思ってしまう。
 
(以前noteにも書きましたが)この春まで、たまにスタッフとなっていた書店が閉店することとなり、寂しいな~何か探そうかな~で始めたのが、週に1度の飲食店スタッフ(個人経営のお店)。飲食店は学生時代以来なので、実に30年ぶりです。週に1度のランチタイムのみでもOKとのことで、行き始めました。細かいルール(というか習慣)が山のようにあり、長いこと在籍しているスタッフは、当たり前のように動けていることでも、私には「どうして?」「どうして?」が頭に浮かびすぎて苦戦しています(拭いたテーブルがびたびたになるくらいの緩い雑巾の絞り方には、いまだに納得できず・・・)。無垢な学生時代だったら、こんなところで悩まなかっただろうな。
 
そして、同じく春から始めたのが「ヨガ」。ダンスで「無理!」を経験しているので(「50代、ダンスはちょっと無謀だった体験記」参照)、今度はじっくりメンタルバランスを整える方向で。通いたい放題のマンスリー会員になって、せっせと通っています。が、2ヵ月目にして通う回数は激減。もう少し激しく体を動かし、疲れたー!!プハー!!ってやっている方が性に合ってる(と心が叫んでます)。3ヵ月間は半額、でも半年通ってくださいね、の縛りが私を教室へ向かわせています。
 
長い時間をかけて馴染んでいるつもりでも、まわりの変化や自分自身の受け止めに腰が引けてしまう職場。そして、「これだ!」と思える何かに出会えるかも・・・と始めた新しい仕事や教室。足を運ぶたびに「ちーがーうー」という場面に出くわすので、モチベーションはダダ下がりです。今は何とか約束の時間をこなすのに精いっぱい。新しいことをしようというファイトだけで突進して、心はすっかり迷子です。
 
私のやりたいこと探しは、まだまだ続きそうです。とりあえず飲食店もヨガも半年間は続けてみるつもりですけど・・・。
 
寝ても覚めてもそればかりを考えられることに出会える人って、どれくらいいるんだろう。うらやましいな(「推し」もいないし・・・)。
 
期待いっぱいにスタートした2023年が、高速で過ぎていきます。


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