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インテリアデザイナーの引越し顛末記③

引越し業者との打ち合わせ

引越し業者さんが見積りの為、自宅を見に来られました。
持って行く家具と物を目視して全体量を把握し、トラックの大きさと人員の手配などを決めるそうです。
3月は繁忙期のため、日程などの希望は通らないことを最初に説明されました。

当日、私自身は出社日だった為、夫が1人で打ち合わせに臨みました。

前日までに、持って行く家具と処分する物を明確にし、区に粗大ゴミ収集を申し込んでおきました。
粗大ゴミですが、1日に出せる点数は10点まで。
箱物は、3辺(巾、奥行、高さ)の合計によって金額が変わります。また、想像以上に大きな物まで出せることがわかりました。
但し、最大辺の長さは220cmがマックスです。

不要品の引き取りは、専門業者に依頼した場合、かなり高い金額になると聞きます。
ただ、書棚や食器棚などの大きな家具は自分たちでは動かすことができません。
引越し業者の方には、玄関先までの移動をお願いしました。

問題発生

持って行く家具には問題がなかったのですが、処分する家具を屋外に運び出す為の解体費用が10万円と言われました。
巾120cmの食器棚は、2度も引越しを経験済みです。
その家具を解体しないと屋外に出せないと言われました。

引越し業者を選び直すか、家具の引き取りを専門業者にお願いするかを考え直さなければいけません。

新居に浮かれていた気分が、一気に萎んでしまいました。
これが現実です。

家具メーカーに相談

廃棄処分する家具の解体見積り額が、引越し業者から提示されました。
1.リビング収納
W80cmD45cmH180cm
2.食器棚
W120cmD50cmH180cm
2点の解体が¥49.500
3.書棚
W250cmD50cmH235cm
の解体は¥33.000
3つまとめて¥82500です。 

書棚だけは、はじめから家具メーカーにお願いするつもりでした。長男がずっと大切に使ってきたカウンターデスクを兼ね備えた書棚収納です。新居でも使いたいと思っていました。

家具メーカーの方に解体見積りの話をしたところ、追加料金なしで書棚と一緒に解体作業を引き受けてくれました。
引越し業者から、解体しない家具はその場に残しておきますと突き放すように言われた為、承諾した¥82500でしたが、この分はキャンセルできそうです。

さらに同じメーカーで購入したダイニングテーブルとチェアの状態も見てくれるそうです。

家具のメンテナンス


結婚して今回で5回目の引越しです。
結婚を機に購入したベッドやドレッサーだけでなく、ダイニングセットもソファも引越しを繰り返しながらも長く、大切に使い続けています。

ハイブランドの家具は確かに高額です。ただその価格には、商品代金以上のサービスが含まれています。
その1つが充実したアフターメンテナンス体制です。
例えば、ソファはカバーリングを変え、新品と見間違うほど美しくなりました。

カバーリングを交換して新品同様に
座面を張り替えたYチェア

Yチェアも座面に使われているペーパーコードの色を変えた上で張り替えをお願いしました。
イメージまで変わり、新しい家具を新調したようです。

SDGsが浸透しつつある今、物に対する向かい方を考え直す機会が増えました。
インテリア商材はその最たるものではないでしょうか?
簡単に捨てられない分、慎重に購入を検討すべきだと思います。

家具や家電は、新たに購入する際、同時に処分する時のことも頭の片隅に置きながら検討すべきだと身に染みて思いました。

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