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そして突然の主役へのオファー

唐突に質問です!
ブロードウェイの主役のオファーが来たら、受けますか?断りますか?

別にブロードウェイじゃなくても、映画の主役でも野球の4番でも日本代表ナントカでもなんでもよいのだけど
「主役」に躍り出るオファーがふってわいた時、そのオファーを受けるか受けないかって、ある意味人生のターニングポイントだと思うの。

なのだけど!このオファー、実は毎日、自分で自分に出しているはずってことに!私は最近まで気付いていなかった!!

私、小さい頃から妄想が大好きで(妄想というか想像?かな)
例えば友人がピンチの場面で、例えば自分が片思いをしていたとして、例えば学芸会の配役を決める場面で、
自分に都合よく自分が活躍したり正義をまっとうできたり、思い通りになるストーリーを脳内で作り出すことをしょっちゅうしてた。

それは、自分の思い通りにならないことへの憧れの気持ちだったと思うし
特別になりたくてなれない自分へのなぐさめであったかもしれないし
とにかく、いい大人になってもずっと、そういう脳内ストーリーの中に生きて、色んなことを諦めるための予防線をはってきたのね。

でも実は、その妄想?想像?の中には、いつだって私の私に対する、オファーが存在してた。

この場面で、自分が正しいと思うことをちゃんと声に出して言ってみたら?
好きな人に自分の気持ちを伝えてみたら?
その役をやりたい理由をプレゼンしてみたら?

これ全部、やってみて「うまくいけば」私が私の中の主役を得ることができるわけだけど
ずっと「うまくいかない」可能性がゼロではないから、うまくいかなかった時に傷つくのがこわいから、
そして「うまくいく」ことは自分のコントロール外だということが痛いほど分かっていたから、
私はこの「主役になってみませんか?」のオファーをお断りし続けていたのです。

(ちょっとネタバレ注意↓)
「カエルの王女さま」ってドラマで、主人公の澪がストーリーのラストで
過去何年も挑戦し続けて叶わなかったブロードウェイ主役のオファーが来たのに、それをあえて断るって選択をしたんだけど
彼女にはその時、それ以上のオファーが自分の中にも目の前にもあって(詳しくは本編見て!)
だから積極的な理由で彼女はブロードウェイの方のオファーをお断りした

それはちょう大正解で、冒頭の質問だと「受けた」ことになると思うのだけど
過去の(今もちょっとそうだけど)私がずーっとやってきたことは、自分の人生で自分が自分にできるオファーを
お断りしまくってきたということだなぁと思うのです。

因みにそのオファーを出せるのは私しかいないし、ということは当然、受けるのもお断りするのも私しかいない。

そして、お断りすることも任されているから、お断りが悪いことではなくてタイミングや状況にもよりけり。
なのだけど、もしそのお断りが、妄想の世界に閉じこもっていたかつての私みたいに
今の状況から変化が起きることが怖い とか、
変化しなければ悪い事は起きない(もちろん良い事も起きない)
という消極的理由での選択だとすると
それはあくまで私の人生の主役は私でしかないって方向から見て、
レジェンド級のバッターをバッターボクスに一生立たせないで年俸だけお支払しているような状況なんじゃないかなって。

きっとそれは苦しいことなんじゃないかなって、思う。

実際、オファーを無視し続けてきた私は、妄想から飛び出すことがずっとできずに
それでも主役になりたい気持ちだけがじくじくと残って、現実を楽しむことができなかった

自分が変化しようがしまいが、周りはずっと変化していて、
それに対して積極的にコミットしていけば良くも悪くも「変化」は起こる。
変化に対して自分は次に何を選ぼうか、どのオファーを受けようか、
小さなことからでいいから、いつも主体的に選んでいたら、
きっと本当に大きなオファーが舞い込んだ時に、迷わず私は素敵だと思える方を選べると思うのです。
それこそ、ブロードウェイ主役のオファー級に素敵な選択ができる。

だから、今日もずっと、突然の主役へのオファーを、私は私に問い続けようと思うのでした^^

#コラム #人生の主役 #自己肯定感 #オファー

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