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一人暮らしの生ごみの量 #私とコン・ポのていねいじゃない暮らし

バッグ型のコンポスト「LFCコンポスト」に「コン・ポ」と名付け、生活をともにし始めて約1ヶ月が経ちました。シュッとしたコン・ポさんとの愛のある生活で感じたメリットと、得た気付きを綴ります。

コンポストを始めて、体感したメリット

革新的なメリットとして燃えるごみの日に出すごみの量が半分強になりました。驚き!水分を含むごみがほとんど出ないため、一日分の生ごみを入れて、口をギュッと絞って使っていた薄手のポリ袋も不要に。
一般的には家庭から出るごみの1/3が生ごみと言われていますが、私は紙をほとんど使わない生活をしているからか、生ごみの比率が高かったみたい。

コン・ポさんと暮らし始めて、ごみに対する考え方も変わってきました。以前は、ごみに対して「早く外に出したい。ごみの日はまだかな」と、一緒くたにして嫌っていました。
いまは、生ごみに対しては「これはコン・ポさんの食事。もっと欲しい」と、野菜を前より積極的に摂るように。一方で、コンポストに入れられないごみに対しては、土に還りづらく、環境への負荷が高いことをひしひしと感じ、前よりも蔑んだ目で見ています。

こうやって分けてみると、いかに食品の外袋、トレイ、包装といったプラスチックごみに囲まれているかを実感します。こりゃあかんわ。

どれくらい処理してくれるのか(量・期間)

コン・ポさんがいることで、生活の質が上がりました。できればずっと傍にいてほしい。離れたくない。しかし、出会いに別れはつきもの。
果たしてコンポストはどれくらいの量のごみを、どれくらいの期間、処理してくれるのでしょうか?公式サイトには以下のように記載されています。

ご飯や麺、肉、魚、野菜など、人が食べる生ごみを入れましょう。玉ねぎの皮やニンニクの皮、卵の殻は分解するのに時間がかかります。1日300g~500gを目安に投入してください。
※貝は入れることができません。
出典:https://lfc-compost.jp/about

毎日1日300g~500gのごみが出るとして、1.5~2か月はごみを投入できます。その後、2、3週間熟成させて、堆肥の完成。ちなみに300gは3~4人家族の目安量。これより少ない場合は3ヶ月間ごみを投入できます。Tinderで知り合って、ノリで付き合う相手と同じ程度のお付き合いですね。

上記の通り、たしかに、卵の殻と玉ねぎの皮は、この1ヶ月で全く姿を変えていません。卵の殻はなんとなくイメージがありましたが、玉ねぎは皮と皮じゃないところで全く違うことが発見でした。「堆肥になれ」という同調圧力にビタ1ミリ屈しない鋼のメンタルを感じます。俺もそうありたい。

生ごみの重さを測ってみる

どれだけの間、ごみを投入できるかを検討するにあたって、どうやら300gがボーダーラインのようです。一人暮らしの私の生活で出る生ごみの量を測って超えるか確かめることに。

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こちらはある日の献立。朝にコーヒー&フルーツ&プロテイン、昼食にラーメン、夜は鶏手羽元と野菜をトマトで炊いたものを食べました。私にとっては割と標準的な食事です。ごみとして骨が出ました。これも入れてよいそうです。
この1日で出た生ごみを集め、重さを測ってみました。

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175g!
3~4人家族の半分と考えると、わりと多いですね。1日に3杯ほど、コーヒーを飲むからかもしれません。結論として、期間で考えると3ヶ月は生ごみを入れ続けれることがわかりました。

コンポストを1月に始めたので、3月末まで生ごみ入れ続け、2週間熟成。4月の中旬には堆肥として使える計算になります。すっかり春めいた頃に園芸をはじめられますね。Tinderで知り合って、ノリで付き合う相手とよりは少し長いお付き合いになりそうです。

たのしみたのしみ。
コン・ポさんとの生活は続く。

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