秋茄子は嫁に食わすな!”なんてパワハラなことわざなんだろう”
みなさん、こんにちは!
だんだんと秋の気配を感じる朝夕になってきました。
最近は夜も少し涼しくなり、寝つきもよく感じています。
さて、秋と言えば”食欲の秋”でもあります!
夏の日差しをいっぱいに浴びた野菜やきのこ。
旬の秋刀魚や秋鮭なども美味しい季節になります。
特に”秋茄子は嫁に食わすな”という”ことわざ”があるくらい美味しく実る季節です。
この”秋茄子は嫁に食わすな”とういう”ことわざ”は嫁、姑(しゅうとめ)間でのいじめや意地悪のような意味合いなのでしょうか?
モラルという点では、少し気になる”ことわざ”でもあります。
そこで”ことわざ”の意味を調べてみたら、ちょっとオモシロイと感じたので記事にまとめてみました。
気になる日常〜食欲の秋〜!(さらちまい:イラスト/漫画)もご覧いただけたら嬉しく思います。
それでは、本文をご覧ください。
秋茄子は嫁に食わすな!
✅なぜ”秋茄子”に限定された”ことわざ”なのか?
”秋茄子”は昼夜の寒暖差が大きく、日差しもやわらかくなってから育つので、皮が薄くて柔らかくしっとりと水分を含んだ実になります。
これに対して”夏茄子”は、気温が高く強い日差しを浴びて生長するため、皮が厚くなり果肉も詰まった実になります。
この環境の差で”秋茄子”の味が、他の季節に収穫された茄子より格別にうまいことから”秋茄子”と限定して表現されているようです。
<成分表>
✅”ことわざ”の意味することは?
実は正反対の意味を持つ”ことわざ”になります。
しかし、これだけではないのです。
さらに”ネズミに食われないように注意しなさい”という意味合いもあります。
ネズミに食われるのはもったいない。
それほど”秋茄子”は美味しいということですね。
”秋茄子は嫁に食わすな”とは、これだけの意味を持つ複雑な”ことわざ”なのです。
✅まとめ
”秋茄子は嫁に食わすな”は3つを意味を持つ”ことわざ”になります。
嫁に対してのいじめやイヤミを意味する
嫁の体をいたわることを意味する
美味しいものを食われるなという注意を意味する
このような意味合いがありますが、使い方がすごく難しい”ことわざ”でもあります。
使用した際に相手が持つイメージは間違いなく”1”を連想することでしょう。
本人は”2”の意味で使用したとしても、イヤミにしか取れない気がしてなりません。
また”ことわざ”だけでなく、日常でも”言葉の選択”は難しい世の中です。
そんなつもりで言ったんじゃないのに・・・!
このような光景をよく目にしてきました。
トラブルを避けるためにも、しっかりと意味まで伝わる”言語力が必要”な時代なのかもしれません。
そうかと思えば、略語やスタンプなどの簡略化した言語でコミュニケーションが成り立つ”Z世代”。
羨ましいかぎりです。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。