『スポーツメンタルコーチングを受けてみた2』

さて。前回、思ったより初回のコーチングについての感想が長くなってしまったので、2回目につづきます。

1度目ののセッションがとても良かったので、1対1で、オンラインで、子育てについてのコーチングもお願いしました。二度目といえども、ちょっと緊張です。おまけに、自分が何を話したいかもぼんやりとしか見えていない状態で、最初からひとり躓いてる状態です。ドキドキが一周して、ちょっとハイテンションになってしまった私に対して、須藤さんは、「大丈夫ですよ~」とゆったりペースで接してくれました。

セッションは、「最近どうですか?」といった雑談からスタート。
須藤さんのゆったり、人を焦らせない語りかけに、いつしか緊張がほぐれて
「なんか最近、子供にあれもこれも準備させておかなくちゃ、と思ってしまって」とぽろりとこぼしてしまいました。

カウンセリングは、ちょうど息子の小学校受検が終わって二週間ほど経った頃だったかな。ありがたいことに、第一志望の学校からご縁をいただいて、さぞや嬉しさがこみ上げるかと思ったら、なんと、こみ上げたのは、不安だったんです。

あれも準備しておかなくちゃ、あれってどうなのかな、親同士のお付き合いって大丈夫なのかな、などなど。受験準備もいい具合に五里霧中でしたが、コロナの影響もあって十分な学校見学や公開授業などもされないままいただいた合格。わからない、という不安のほうがつよかったんだと思います。某SNSサイトで学校の情報を得ようとしたり、学童や塾や習い事で息子の放課後を埋めまくろうとしたり。今思うと、軽いパニックを起こしてました。

ぽろんとこぼれた「」内の台詞を、須藤さんは聞き逃さず、しかしのんびりムードは保ったまま、「それが今日、話したい内容って感じですかね~」と。まさしくそうだったんだな、と言われて気がつきました(笑)
ここからまでが雑談で、ここからがセッション、という明確な線引きがなく、すうっと内容に入っていきます。「まず、~なのはどうして?」という問いかけからはじまり、こちらが答えたことに対して、「それはどうして?」とさらに問いかけがつづきます。今、この現象を引き起こしている心の状態の根源にまで遡るイメージです。

自分では当たり前だったり、脳みその癖で無意識に思い込んでいる事柄に、「どうして?」と食い込まれると、「え!?」と一瞬、頭が真っ白になり、その白くなった頭の中に、失っていた過去の記憶などが甦ってくるんです。たとえば私だったら、おじいちゃんに自転車を買って貰ったのが嬉しくて、父に何度も報告して「うるさい!」と怒られたことに、遡りました。そんなこと、もちろん、セッションの日までず~っと忘れていたんですよ。

息子が勉強で遅れないように、入学前にできることをなるべくやっておかなくちゃ。どうして? ○○だから。 ○○なのはどうして? ○○だから。この繰り返しでわかったことは、私が父に褒められたくて、必死に勉強を頑張っていたっていうこと。前回のセッションでも、子供に注意していることは、そもそも自分の問題ではないかをチェックする、ということを言われて。先回り学習で子供の学力を問題のないものにしておかなくちゃ、という理由なき焦りの大本には、あの頃の、どうにかして親に認められたくて頑張っていた健気な自分の名残があったのかもしれないなと思いました。

セッションのあとにも、いろいろな気づきがあって。初めて我が子が小学生になるのですが、私も初めて小学生のママになるわけで。わからないことだらけです。不安だらけです。だから、不安を解消しようと、まだ始まっていない(何もわからない)ものに対して備えることには、多分終わりがなく、不安の解消なんてできないわけで。まず、自分がわからないことだらけでも不安だらけでもいい、準備万全じゃなくていい、という自分の受け入れからはじめようと思うようになっています。

子育ての悩みって、本当に子育ての悩みなのかな。子供を通して現れる、自分の悩みなのかもしれないな、と思うこの頃です。

だって、子供には何にも足りないところなんてなくて、いつだって今ここを全力で楽しむ準備ができていて、そこに存在するだけで私達親を幸せにしてくれる。かなり完璧な世界の住人じゃないかと思うのです。むしろ、師匠!!じゃないでしょうか。

だから、子育ての悩みは、実は私による、私のための、私自身の悩み。
そんなことを思ったセッションになりました。現に、最後には、子供よりも自分のことばかりずっと話していた気がします^^;

そんなわけで、ゆるくて、暖かくて、のんびりしているトークに癒やされながら、気がつけば深いところまでおろしてくれるお勧めのセッション。お受験準備で行き詰まっているみなさんにもお勧めです♩

須藤由紀さんのお勧めコーチング、まずはLINEでお友達登録がお勧めだそうです♩ためになる記事も読めますよ♩ほんとにお勧めです、親のケア♩


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