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化忌星の難は何処に~紫微斗数・化忌星~

皆さま こんばんは。
玲月彩良(れいげつ・さら)です。

もう、すっかり寒くなりましたね。朝起きる時にいつまでもお布団の中から
出られない季節になりました。
私もすっかり、100デニールのタイツが普段着になりました。

今日、紫微斗数の化忌星の災難について、私の尊敬する占術家の先生とお話する機会がありました。

紫微斗数では四化星という、主星や副星について様々な作用を及ぼす星があります。

化禄星、化権星、化科星、化忌星です。

飛星派の紫微斗数ではとても重要な星たちで、判断の要になります。

その中の化忌星は「紫微斗数の最大の凶星」と言われることもあるようなアクの強い凶星です。

化忌星は自分の執着してしまう拘りの点であったり、ついた星の象意の悪い点が増長されたり、その宮の状態を悪くします。

人生の弱点とも言っても良い化忌星。

ただ紫微斗数は、万民共通で化忌星はすべての人の命盤に存在します。

誰にでも、化忌星の災難に会う機会はあるのです。

災難を避けことはできても、なくすことはできませんので、自分の化忌星が悪く作動しないために、上手く付き合っていく対策が大切になります。

化忌星だけでなく、紫微斗数の凶星と言われる星に共通することでもありますが、その悪さは、
①自分自身に悪い象意が出る
②他人から悪い象意をぶつけられる
③そのパワーの強さからくる拘りを生かせる専門分野の仕事などで化忌星の象意を出し切る。
この三つのうちのどこかに出ることになります。

一番良いのは、③の仕事という形で全力投球することに化忌星を使い切ることです。

だからでしょうか。紫微斗数で自分自身を表す命宮に化忌星がある方は、変わった職業や特殊技術のお仕事をされている方が多い傾向にあるそうです。

占い師も「変わった職業」ですし、特殊技術のお仕事です。占い師さんにも多いと聞きました。

①と②の場合ですと、被害を受けるのは他人からの②になります。

ただ私も先生も、同じ凶の悪さが出るならば、自分が凶に染まってしまうよりは、まだ他人から凶を受けたほうがマシだよね。と話していました。

人が良いと言われるかもしれないですし、本当に被害を受けたことがないから甘い考えだとも取られてしまうかもしれません。

ただ、自分自身が人に凶を与えるような闇の心になってしまうのも、表面上は上手く生きているように見えても、本当は苦しい道を選んでしまっているのではないでしょうか?

心が闇に落ちるくらいなら、まだ人から凶を受けたほうが良いのではないかなと私は思います。

人から受けた凶は苦しいですが、自分が凶に染まっているわけではありません。

魂的にはそちらの方が良い状態を保てますし、神様が味方してくれるように思います。

それは人の価値観なのかもしれませんが、私も先生も自分が凶になるのは嫌だなという同じ意見でした。

自分にも他人に化忌星の凶の作用が向かないように、なるべく化忌星の凶のパワーは外に発散させたいものですね。

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