見出し画像

キャリアビジョンは必要なのか?

休職中、転職活動中です。(転職活動記みたいになってきました…)

最近面接や面談で企業の方とお話する機会が増えてきました。
その中で回答に非常に困る質問があります。

「〇年後、どんな風になっていたいですか?」

私生活のことでも良いと言われることもありますが
基本的にどんなキャリアを積んでいたいか?というキャリアビジョンを問われていると解釈しています。
採用する側からすると、明確なイメージを持っている方が
自社で活躍してくれそうかどうか判断できるし
「特にありません」と言われると仕事への意欲がないと感じるのだと思います。(あくまで推測)

ちなみに私はこれといったビジョンを持っていません。
ただ、仕事への意欲がない訳ではないんです。
私はこれまで
与えられた職務をまずはきちんと遂行した上で
その時点であるものを改善したり、領域を広げながら仕事をしてきたので
「数年後はこう」という決まったビジョンがないんですよね。
私の経験職種が特殊なこともあるかもしれませんが。(同じ職種でも会社によって業務範囲がかなり異なる)
前回転職活動をした際には
「与えられた業務をこなして、そこから仕事を広げて担当業務のプロフェッショナルになりたい」と答えたら
「ふわっとしている」とのFB理由でお見送りになりました。

そんな訳で悩みに悩んで採用経験のある前職の先輩に相談したところ、回答が目から鱗。

「キャリアビジョンについて考えていること、そのまま話せばいいんじゃない?」

「今はない、って仕事に対して真剣に考えてないと思われないですかね…」と言うと
「いやいや、それで無理に作ったビジョンが共感誘って採用されても
入ってしんどくなるのは自分だよ?正直に答えて落ちたら価値観が合わないんだからミスマッチを防げたと思えばいいんじゃないの?」とばっさり。

いや…そうだわ。明確なキャリアビジョンにこだわりすぎていた…。

昨今企業も求職者も互いが互いを見極めるのが面接だ、と言われるけれど
どうしたって採用する企業側が立場上強くなってしまいますよね。
私もそうですが、大体の人は生活がかかっていて立場が弱い分
なにがなんでもその会社に入りたいような気になり、多少の違和感は無視してしまうんだと思います。
そうなったら、入社できても幸せではないですね。

せっかく休職して、身も心もリセットしているのに
大事なことを見失って次の職を決めてしまうところでした。

もちろんキャリアビジョンがあるのはとても素敵なことだと思います。
身に付けるスキルが明確で、その道を極める近道が分かるので。

それにしても、
何者かになろうとしないと生きづらいなぁ…(苦笑)

【補足】
所属したい会社の軸については以下のnoteに書いています👇


この記事が参加している募集

転職体験記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?