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鳥獣戯画展の「動く歩道」は最高!と思ってた。その女性に会うまでは…

鳥獣戯画展、緊急事態宣言で今度観られるのは、早くて5年後?と予想したのですが、1ヶ月後なんて!こんなこともあるんですね。

鳥獣戯画の過去の展覧会が、いつだったのか書いた記事はこちら

宣言前、絶対観る!という気持ちが足りませんでした。猛省、即予約しました。

前回、鳥獣戯画の展示はマンネリ?なんて、ちょっと悪口を書いてしまいましたが、甲乙丙丁4巻、一挙公開はコンプリート!って感じで満足できました。

徳川家康の孫の東福門院が、鳥獣戯画を入れておく箱を作らせたとか、室町、安土桃山、江戸と各時代の模本もあって、ずっと愛されてきたのを感じました。

行ってからわかったのですが、本館では、明治時代の摸本の展示もありました。今回の見出し画像に使ってます。写真OKでした。

それにしても、会場に案内、あったかな? 東博って、調べないと、わからないことが多い気がする。

何回も行ってますが、本館と平成館が建物の中で、つながってることも、しばらく知りませんでした。


もうひとつ、楽しみにしていたのが、「動く歩道」!( 動画は約1分です )

甲巻の前に設置された「動く歩道」は、ベルトコンベアみたい。ゆ~っくり、人を運んでいます。

みんなのストレス解消、最高!と思ってました。その女性に会うまでは…

その女性は、私の少し前に並んでいました。見た感じ 40 , 50 代 でしょうか? 私と同じかな?

いよいよ「動く歩道」が目の前に見えたとき、その女性が監視の方に、ちょっと困ったような、ゆがんだ笑顔で言いました。

「 動く歩道、苦手なんです。怖くて… 」

怖い???

楽しみ!しかなかった私は 、えっ?ってなりましたが、思い出しました。

「動く歩道」怖いかも…

街や空港の「動く歩道」は怖いです。

ラクなので、使いますが、乗る時と、降りる時、大丈夫かな?って緊張します。

その女性の「怖い」が、ちょっと心配なのか、心臓バクバクなのか、わかりません。

でも、甲巻は、乗るしか観る方法がないです。

どうなるの?って思っていると、

監視の方も同じぐらいの中年女性で、みなさんを、笑顔で案内されていました。

内容は、わかりませんが、その女性は、監視の方と少し話すと「動く歩道」に乗りました。

なんだか、私もホッとしました。

みんなが満足って難しいですね。

鳥獣戯画の動く歩道は、ゆっ〜くりで、ストレスなしと思っていました。

もっと、ゆっくり動かす?
誰か、サポートしていっしょに乗る?
その時だけ止める?
「動く歩道」やめる?

「動く歩道」は、再び登場するのか…場所や経費のこともあると思いますが、気になります。

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