気づいたらとても日常になっていた、あの光が好きで移住したんだよオレ、冬のオレンジの夜の街。

ナトリウム灯って言うんです。寒い時期でもしっかり機能してかつ可視性を高めるためにあの色なんですって。気づけば結露した窓ガラスと、このオレンジ。最初はとてつもなく新鮮で美しく、都度感動していたけど忘れててた。普通になりすぎていた。

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ベランダから藻岩山を眺めることができる我が家の感情通りに目を落とすと、やっぱりオレンジ。いい色だ本当にこの色の街並みは綺麗。田舎に行くとたった一本の商店街。コンビニの明かりなんてない中でずーっと真っ直ぐなオレンジの両サイドの灯り。ほんといいんだよなあ。

結露で曇る窓ガラスも好きだったけど、今住んでる賃貸マンションでも当然結露していて、実際結露のせいでの家のカビ対策に追われているので、結露の窓に風情は感じなくなったけど。

北海道に住んで、いや関わってもう10年くらい経つ。スノーボードが好きでたくさんやれると思って移住したけど、結局2月が忙しすぎて2月は28日中18日くらいは世田谷に居たわけで。仕方ないけど、本当に札幌でいいのかな？もっと田舎でオレンジの電灯が優しく照らす街並みで色々足りない場所の方がいいのか？どちらにしてもスノーボードがしっかり言い訳せずできる環境に移動したいな。